到達目標
①コミュニケーションの諸側面について基礎的な知識を理解することが出来る
②ソシュールの言語学について基礎的な知識を理解することが出来る
③人間の社会における言語の重要性を理解し、自分なりの考えを持つことが出来る
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各授業項目の内容を理解し、応用できる。 | 各授業項目の内容を理解している。 | 各授業項目の内容を理解していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 (A)
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学習・教育到達度目標 (B)
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教育方法等
概要:
講義の前半でコミュニケーション論の基礎を理解し、後半ではソシュールの言語学とその批判をとおして、言語コミュニケーションの複雑さ、その運用の困難さと可能性について学ぶ。
授業の進め方・方法:
中間試験は実施しない。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験60%、課題40%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。課題は、適宜授業ノートの提出、レポートの提出などを課す。
注意点:
本講義の目的は言語コミュニケーションの理論を学ぶことである。講義は理論的な座学が中心になるので、事例は自習によって理解すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
導入 |
講義の目的と概要、評価方法などの説明
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2週 |
コミュニケーション論の歴史と意義 |
現代の日本社会においてコミュニケーション論を学ぶ意義を理解する
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3週 |
コミュニケーション能力の諸相 |
人間のコミュニケーション能力を構成する様々な側面について学ぶ
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4週 |
コミュニケーションとオト |
音声と音韻の違いを理解し、音韻が言語において果たす役割について学ぶ
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5週 |
コミュニケーションと言葉 |
言葉と意味に対応関係が恣意的であることを理解し、その恣意性が現実を構成していることを学ぶ
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6週 |
前半の振り返り |
前半を振り返り、学んだことを確認する
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7週 |
ソシュールの言語学① |
言語研究の歴史について理解する
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8週 |
ソシュールの言語学② |
ソシュールの生涯について理解する
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2ndQ |
9週 |
ソシュールの言語学③ |
差異の体系としての言語について理解する
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10週 |
ソシュールの言語学④ |
差異の恣意性について理解する
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11週 |
言語における実在論再考 |
ソシュールの恣意性の概念に対して、自然的カテゴリーの実在性について、ハッキングの議論を参照しながら検討する
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12週 |
動物行動学からの知見 |
ソシュールの価値の恣意性に対して、普遍的価値の可能性について、ドゥ・ヴァールの議論を参照しながら検討する
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13週 |
最終講義 |
ここまでの講義を振り返り、人間が言語によって構成される客体であり、かつ言語を再構成する主体でもあることの意義を検討する
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14週 |
試験対策 |
期末試験対策のための解説を行い、質問を受け付ける
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15週 |
前期学習したことの総括 |
前期期末試験解答用紙の返却と解説
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |