情報システム演習

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報システム演習
科目番号 0115 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 コミュニケーション情報学科(H31年度開講分まで) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 露木誠他,15時間でわかるPython集中講座
担当教員 湯川 崇

到達目標

①UNIXのコマンドと基本プログラムを理解し、実際に操作できる。
②シェルやスクリプト言語を用いたデータ処理ができる。
③HTMLとCGIの基本原理を理解し、対話的なWebページの作成ができる。
④データベースと連携したWebアプリケーションの開発ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
UNIXシステムを用いたデータ処理手法を習得する。
Webアプリケーションの開発と運用について学習する。
授業の進め方・方法:
定期試験は実施しない。
自学自習課題の実施状況を100%として評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
最初の授業までに、この授業専用の8GByte以上のUSB3.0規格のUSBフラッシュメモリを用意すること。
課題は締め切りを厳守すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Linuxのインストール Linuxのインストールと起動方法
2週 Linuxの基本操作(1) 基本操作コマンド(1)
3週 Linuxの基本操作(2) 基本操作コマンド(2)
4週 UNIXコマンド(1) ファイルとディレクトリの操作
5週 UNIXコマンド(2) フィルタの使い方、リダイレクションとパイプ
6週 エディタ viエディタ
7週 スクリプト言語AWK(1) SedとAWKの使い方
8週 スクリプト言語AWK(2) 正規表現とその応用
2ndQ
9週 スクリプト言語AWK(3) 連想配列とその応用
10週 スクリプト言語Python(1) Python入門 概要と特徴
11週 スクリプト言語Python(2) Python演習①データ型と演算子
12週 スクリプト言語Python(3) Python演習②コレクション
13週 スクリプト言語Python(4) Python演習③関数
14週 スクリプト言語Python(5) Python演習④ファイル操作
15週 スクリプト言語Python(6) Python演習⑤クラスと関数
16週
後期
3rdQ
1週 HTML入門 Webサーバの設定、HTML入門
2週 HTML入門 HTMLの基本
3週 CGI入門(1) フォームの基本
4週 CGI入門(2) フォームの利用
5週 Webアプリケーションフレームワーク(1) Flaskの導入
6週 Webアプリケーションフレームワーク(2) Jinja2の導入
7週 データベース データベースの概要とSQL
8週 Webアプリケーションの開発(1) 商品検索システムの作成(1)
4thQ
9週 Webアプリケーションの開発(2) 商品検索システムの作成(2)
10週 Webアプリケーションの開発(3) 商品管理システムの作成(1)
11週 Webアプリケーションの開発(4) 商品管理システムの作成(2)
12週 Webアプリケーションの開発(5) オンラインショッピングシステムの作成(1)
13週 Webアプリケーションの開発(6) オンラインショッピングシステムの作成(2)
14週 Webアプリケーションの開発(7) オンラインショッピングシステムの作成(3)
15週 Webアプリケーションの開発(8) 売上分析ページの作成(1)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。4
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。4
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。4
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。4
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。4
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。4
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。4
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している4
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。4

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力050000050
専門的能力050000050
分野横断的能力0000000