科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 数学
科目番号 0018 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 新編 数学I(数研出版),新編 数学II(数研出版),3TRIAL 数学I+A(数研出版),3TRIAL 数学II+B(数研出版)
担当教員 飯田 毅士,渡辺 俊彦

到達目標

①数式の計算に習熟し,整式の因数分解や平方根の取り扱いができる.
② 2次方程式,2次不等式が解け,2次関数のグラフがかける.
③三角比を理解し,基本的な計算ができる.
④整式の除法,分数式の計算ができる.2次方程式の解と係数の関係を理解し,また因数分解を用いて簡単な高次方程式が解ける.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
数学における基本的な考え方と計算についての授業を行う.
授業の進め方・方法:
注意点:
予習・復習をかかさない.教科書の練習問題を必ず解き,自力でできなかった問題は解決しておくこと.
定期試験の成績70%,課題・小テスト,授業への参加状況等30%で総合的に評価し,60点以上を合格とする.
ただし,新型コロナウイルスの影響により学校での定期試験実施が困難な場合は,その分の成績を課題などで代える場合がある.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 式の計算 整式の加法と減法
2週 式の計算 整式の乗法
3週 式の計算 因数分解
4週 実数 実数
5週 実数 根号を含む式の計算
6週 1次不等式 不等式の性質,1次不等式
7週 1次不等式 絶対値を含む方程式・不等式
8週 2次関数とグラフ 関数とグラフ
2ndQ
9週 2次関数とグラフ 2次関数のグラフ
10週 2次関数の値の変化 2次関数の最大・最小
11週 2次関数の値の変化 2次関数の決定
12週 2次方程式と2次不等式 2次方程式
13週 2次方程式と2次不等式 2次関数のグラフとx軸の位置関係
14週 2次方程式と2次不等式 2次不等式
15週 2次方程式と2次不等式 問題演習
16週
後期
3rdQ
1週 三角比 三角比,三角比の相互関係
2週 三角比 三角比の拡張
3週 三角形への応用 正弦定理,余弦定理,三角形の面積
4週 集合と命題 集合,命題と条件
5週 集合と命題 命題とその逆・対偶・裏,命題と証明
6週 式と計算 3次式の展開と因数分解,二項定理
7週 式と計算 整式の割り算,分数式とその計算,恒等式
8週 等式・不等式の証明 等式の証明,不等式の証明
4thQ
9週 複素数と2次方程式の解 複素数とその計算
10週 複素数と2次方程式の解 2次方程式の解,解と係数の関係
11週 高次方程式 剰余の定理と因数定理
12週 高次方程式 高次方程式
13週 点と直線 直線上の点,平面上の点
14週 点と直線 直線の方程式,2直線の関係
15週 点と直線 問題演習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。3
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。3
分数式の加減乗除の計算ができる。3
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。3
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。3
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。3
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。3
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。3
簡単な連立方程式を解くことができる。3
無理方程式・分数方程式を解くことができる。3
1次不等式や2次不等式を解くことができる。3
恒等式と方程式の違いを区別できる。3
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。3
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。3
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。3
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
角を弧度法で表現することができる。3
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3
一般角の三角関数の値を求めることができる。3
2点間の距離を求めることができる。3
内分点の座標を求めることができる。3
2つの直線の平行・垂直条件を利用して、直線の方程式を求めることができる。3
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。3
放物線、楕円、双曲線の図形的な性質の違いを区別できる。3
簡単な場合について、不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表すことができる。3
積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。3
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。3
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。3
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。3
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。3
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。3

評価割合

試験課題・平常点相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000