ビジュアル情報演習

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ビジュアル情報演習
科目番号 0025 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 色彩、大井義雄ほか、日本色研事業、2007
担当教員 島村 浩,櫛田 さやか

到達目標

①色彩学への理解を深めることで、媒体や目的に応じた色彩表現ができる。
②空間の概念を学習することで、立体感のある表現ができる。
③描画ソフトの機能を理解・応用して、発展的なデザイン表現ができる。
④テーマに対して、構想~デザイン制作~仕上げを自ら計画的に行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
色彩学への理解を深めることで、媒体や目的に応じた色彩表現ができる到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。到達目標の内容を実践で理解している。到達目標の内容を実践で理解していない。
空間の概念を学習することで、立体感のある表現ができる到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。到達目標の内容を実践で理解している。到達目標の内容を実践で理解していない。
描画ソフトの機能を理解・応用して、発展的なデザイン表現ができる到達目標の内容を実践で理解し、応用できる。到達目標の内容を実践で理解している。到達目標の内容を実践で理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
視覚情報の表現法の実践・応用として、色彩や立体表現の知識を深めながらの実習を通し、媒体や目的に合わせた総合的なデザイン計画・制作力を身につけ、向上させる。
授業の進め方・方法:
課題作品を80%、レポート提出を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。再試験は行わない。
注意点:
色彩・空間の知識の学習は、実践への応用を前提とすることに留意する。ソフトを活用したデザイン制作では、機能の理解を深め応用しながら、計画通りの表現を実現する技術を習得することに留意する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 色彩学(1) 色と光、色の三属性、色の記録・伝達
2週 色彩学(2) 混色、色彩の心理
3週 色彩学(3) 色彩調和、色彩計画
4週 立体とデザイン(1) 空間・立体の基礎知識
5週 立体とデザイン(2) 立体表現を活用したデザイン表現・制作法(1)
6週 立体とデザイン(3) 立体表現を活用したデザイン表現・制作法(2)
7週 立体とデザイン(4) 立体表現を活用したデザインの完成・作品鑑賞(観点と批評)
8週 アニメーションとデザイン(1) アニメーションの基礎知識
2ndQ
9週 アニメーションとデザイン(2) アニメーションを活用したデザイン表現・制作法(1)
10週 アニメーションとデザイン(3) アニメーションを活用したデザイン表現・制作法(2)
11週 アニメーションとデザイン(4) アニメーションを活用したデザインの完成・作品鑑賞(観点と批評)
12週 最終課題(1) 抽象的なテーマによるデザイン表現・制作法(1)
13週 最終課題(2) 抽象的なテーマによるデザイン表現・制作法(2)
14週 最終課題(3) 抽象的なテーマによるデザイン表現・制作法(3)
15週 最終課題(4) 抽象的なテーマによるデザインの完成・提出
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。2
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを説明できる。2
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。2
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。2
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。2
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。2

評価割合

作品レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000