科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国語
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義・演習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 『国語総合・現代文編』『国語総合・古文編』(数研出版)
担当教員 渡邊 賢治

到達目標

①現代文においては、筆者の言おうとしていることを理解できるようにする。
②古文・漢文においては、基本的な語彙や正確な文法の知識を身につる。
③日本語に関する様々な知識(漢字・語彙)を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
評論文・小説・古典作品の読解、漢字・語彙等の学習を通して、日本語の基礎を確認するとともに、運用能力を高めることを目的とする。
授業の進め方・方法:
中間試験は共通科目試験日に50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を70%、小テスト・課題・平素の成績等を30%として評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
授業には必ず予習をして臨むこと。不明な語句がある場合は、自ら国語辞典・古語辞典・漢和辞典を引いて調べる習慣を身につけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 現代文:水の東西 高専国語への導入と基礎力の確認
2週 現代文:科学・技術・社会 基本的語彙・表現の確認と内容把握
3週 現代文:「情報伝達」という神話 基本的語彙・表現の確認と内容把握
4週 古文:児のそら寝 歴史的仮名遣いと古文の基礎
5週 古文:絵仏師良秀、孝孫 用言の活用に関する基礎知識
6週 現代文:羅生門 物語の展開の把握・表現と構成の特徴
7週 現代文:羅生門 登場人物の心理・主人公の自意識の理解
8週 漢文:漢文入門 漢文訓読の基礎
2ndQ
9週 漢文:漁夫之利、矛盾 物語の読解・故事成語
10週 漢文:狐借虎威、朝三暮四 物語の読解・故事成語
11週 現代文:「攻撃」と「共存」 物語の読解・故事成語
12週 現代文:「攻撃」と「共存」 文章構成および文章内容の把握
13週 現代文:ものとことば 基本的語彙・表現の確認
14週 現代文:ものとことば 文章構成および文章内容の把握
15週 前期のまとめ 期末試験の返却・解説と前期のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 古文:つれづれなる、友とする 作品の背景・基本的語彙の確認
2週 古文:神無月の、ある人 基本的語彙・係り結び・助動詞・内容理解
3週 古文:奥山に、花は盛りに 基本的語彙・係り結び・助動詞・内容理解
4週 現代文:ゆずる物腰 文章の構成および内容の把握
5週 現代文:背・背中・背後 文章の構成および内容の把握
6週 漢文:管鮑之交 書き下し文と現代語訳
7週 漢文:晏子之御 書き下し文と現代語訳
8週 漢文:鶏口牛後 書き下し文と現代語訳
4thQ
9週 現代文:富嶽百景 作者と作品の背景・基本的な語彙と表現の確認
10週 現代文:富嶽百景 物語の展開の把握・表現と構成の特徴
11週 現代文:城の崎にて 物語の展開の把握・表現と構成の特徴
12週 古文:芥川 作品の背景・基本的語彙の確認
13週 古文:筒井筒 基本的語彙・助動詞の意味用法
14週 古文:あづさ弓 基本的語彙・助動詞の意味用法
15週 後期のまとめ 期末試験の返却・解説と後期のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000