経済入門

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 経済入門
科目番号 0056 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Economics Global Edition by Daron Acemoglu,‎ David Laibson,‎ John List, Pearson
担当教員 芥川 一則,Fatin Aminah Binti Hassan

到達目標

①最適化と均衡の概念を理解する。
➁GDPの概念を理解する。
③経済成長の概念を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 最適化と均衡の概念を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2 GDPの概念を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目3 経済成長の概念を理解する。各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
実際の経済問題と関連づけながら、社会の動き、特に経済学の基礎理論を学習する。
授業の進め方・方法:
中間試験は授業時間中に50分の試験を実施する。期末試験は50分の試験を実施する。
定期試験の成績を80%、課題を20%として総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
基本的な経済用語の復習に十分努めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 The Principles and Practice of Economics
導入(1)
経済原理とその実践
2週 Economic Methods and Economic Questions
導入(2)
経済的手法と経済的問題
3週 Optimization: Doing the Best You Can
最適化
最適化の概念
4週 Demand, Supply, and Equilibrium
需要と供給そして均衡
需要と供給における均衡
5週 The Wealth of Nations
国のGDP
GDPの概念
6週 Aggregate Income(1)
1人当たりGDP
一人当たりGDPの概念
7週 前半のまとめ 前半のまとめとこれまでの評価
8週 後半に向けて 前半の振返りと後半の概要説明
2ndQ
9週 Aggregate Income(2)
生産関数
生産関数の概念
10週 Economic Growth(1)
経済成長
経済成長の概念
11週 Economic Growth(2)
ソローモデル
ソローモデル
12週 Why Isn't the Whole World Developed?
経済発展
経済発展と経済システム
13週 Employment and Unemployment
雇用と失業率
労働市場の概念
14週 Credit Markets
信用取引市場
名目と実質利子率
15週 前期のまとめ 期末試験の評価と前期のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2
他者の意見を聞き合意形成することができる。2
合意形成のために会話を成立させることができる。2
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。2

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力401050
専門的能力20525
分野横断的能力20525