会計理論

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 会計理論
科目番号 0131 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 ビジネスコミュニケーション学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 桜井久勝・須田一幸『財務会計・入門―第14版』有斐閣アルマ.その他については適宜指定する.
担当教員 安部 智博

到達目標

現代の会計について理解し,基本的な内容について説明できるようになる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
会計について全般的な知識ついて学ぶ.講義形式で説明を行い,事後学習として要約を作成する.
授業の進め方・方法:
中間試験と期末試験(各50分)を行う.
試験80%,課題20%で総合的に評価し,60点以上を合格とする.
再試験は40点以上の者に対して行う.
この科目は,学修単位科目のため,事後学習として各単元に関する要約の作成(課題20%)を求める.
注意点:
要約の作成を課題としています.なお,各試験にはこの作成した要約の持込を認めます.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション 授業方法について理解する.会計の全体像や意義について理解する.
2週 会計と制度 制度会計について理解する.
3週 企業活動と会計の関係 企業の活動と企業を取り巻く環境がどのように会計と関係しているかについて理解する.
4週 資産 資産の分類と評価基準について理解する.
5週 負債 負債の分類と評価基準について理解する.
6週 純資産 純資産の分類を理解し,株主資本の概念を理解する.
7週 収益と費用 収益と費用の認識について理解する.
8週 キャッシュフロー計算書 キャッシュフロー計算書の意義と特徴を理解する.
2ndQ
9週 企業集団の会計 子会社・関連会社と連結財務諸表の作成について理解する.
10週 税効果会計 課税所得の概念と税効果会計を理解する.
11週 意思決定会計(1) 企業内部の会計に関する全体像を理解する.
12週 意思決定会計(2) 意思決定会計について理解する.
13週 財務諸表分析(1) 収益性分析,安全性分析,キャッシュ・フロー分析について理解する
14週 財務諸表分析(2) 実際の企業の数値を用い,財務諸表分析ができる.
15週 復習 解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学経済・ビジネス系分野会計財務会計の役割、法規制について説明できる。4
財務会計の基本原則について説明できる。4
貸借対照表の区分と内容について説明できる。4
損益計算書の区分と内容について説明できる。4
財務諸表の各項目の認識および測定方法について説明できる。4
キャッシュフローの計算書の区分と内容について説明できる。4
連結財務諸表の連結の範囲について説明できる。4
連結財務諸表の作成について説明できる。4
財務諸表分析の指標について説明できる。4
会計基準のグローバル化について説明できる。4
意思決定会計について説明できる。4
事業投資について説明できる。4

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力300000030
専門的能力5020000070
分野横断的能力0000000