熱流体工学

科目基礎情報

学校 福島工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 熱流体工学
科目番号 0019 科目区分 専門 / 選択必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業技術システム工学専攻(生産・情報システム工学コース) 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 熱移動論入門,竹中他,コロナ社
担当教員 篠木 政利

到達目標

①運動量とエネルギー輸送機構について理解すること.
②流れと熱移動の基礎式の導出ができ,式の意味について理解すること.
③流れと熱移動の基礎式を用いて,様々な問題解決に利用できること.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各授業項目の内容を理解し、応用できる。各授業項目の内容を理解している。各授業項目の内容を理解していない。
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
流体力学と伝熱工学の基礎的な項目をそれぞれ学習した後に,これらの融合した輸送現象について学ぶ.
授業の進め方・方法:
定期試験の点数を80%、レポート課題等を20%で総合的に評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
講義中に出てくる基礎式などを活用できるように十分な復習が必要である.
自学自習の確認方法-学習課題の解答内容で確認する.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 熱移動論の基礎 エネルギーの形態,熱移動の3形態
2週 固体の熱移動Ⅰ 定常熱伝導の実用式
3週 固体の熱移動Ⅱ 熱伝導の基礎式
4週 固体の熱移動Ⅲ 非定常熱伝導
5週 流体の熱移動Ⅰ 熱流体のエネルギー保存
6週 流体の熱移動Ⅱ 層流と乱流
7週 流体の熱移動Ⅲ 無次元数,次元解析
8週 流体の熱移動Ⅳ 対流による熱移動の実用式
4thQ
9週 流体の熱移動Ⅴ 乱流のモデル
10週 真空の熱移動 放射の基礎と応用
11週 相変化流体の熱移動Ⅰ 相変化,沸騰熱伝達
12週 相変化流体の熱移動Ⅱ 凝縮熱伝達
13週 機器における熱移動Ⅰ 熱交換器の基礎
14週 機器における熱移動Ⅱ 伝熱促進技術,熱輸送装置
15週 総括的な演習 総括的な演習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000