卒業研究

科目基礎情報

学校 茨城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0105 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 9
開設学科 国際創造工学科 化学・生物・環境系 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:7 後期:11
教科書/教材
担当教員 山口 一弘,宮下 美晴,小松﨑 秀人,Luis Guzman,岩浪 克之,依田 英介,小林 みさと,千葉 薫,澤井 光,入澤 啓太

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門基礎知識を活用し、積極的に新たな課題に取り組むことができる。専門基礎知識を活用し、新たな課題に取り組むことができる。専門基礎知識を活用できず、新たな課題に取り組むことができない。
評価項目2与えられた制約の下で、自主的に研究計画を立て、継続的に問題解決に取り組むことができる。与えられた制約の下で、自主的、継続的に問題解決に取り組むことができる。与えられた制約の下で、問題解決に取り組むことができない。
評価項目3研究成果を論理的に考え、論文にまとめることができる。研究成果を考察し、論文にまとめることができる。研究成果を論理的に考えられず、論文にまとめることもできない。
評価項目4研究について、他者と積極的にコミュニケーションやディスカッションができる。研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができる。研究について他者とコミュニケーションやディスカッションができない。
評価項目5論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。論理的に一貫性のあるプレゼンテーションができる。論理的にプレゼンテーションができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1~4年生までに修得した化学全般の基礎知識を活かし、実際の研究活動の中で化学技術者としての実践能力を高めるとともに、研究の発想能力や実験技術、そして研究活動における協調性を養成する。
授業の進め方・方法:
注意点:
卒業研究は研究活動であるので、学生実験とは異なり、新規な事象の解明や新技術の開発を目指し、日夜研鑽に努めてもらいたい。自分で立案した計画に沿って研究を遂行できるよう、予習・復習に励むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Pseudomonas-大腸菌シャトルベクターの開発:鈴木(康)
2週 Bacillus由来ジアホラーゼ遺伝子のクローニング:鈴木(康)
3週 特殊環境生育微生物のスクリーニング:鈴木(康)
4週 金属錯体の磁気的性質と電子状態:佐藤(稔)
5週 金属イオンの除去方法の開発:佐藤(稔)
6週 身の回りのラジカル種の研究:佐藤(稔)
7週 大型光学単結晶の育成に関する研究:グスマン
8週 結晶成長速度に対する不純物効果:グスマン
2ndQ
9週 結晶多形の制御に関する研究:グスマン
10週 天然高分子をベースとするポリマーブレンドに関する研究:宮下
11週 多糖類の化学修飾・誘導体化に関する研究:宮下
12週 ステロイド系脂質を用いた液晶性化合物に関する研究:宮下
13週 金属酵素モデル錯体の合成と酸素活性化反応:小松﨑
14週 加水分解酵素モデル錯体の合成と反応性:小松﨑
15週 金属錯体と低分子との反応:小松﨑
16週 固体触媒を用いた環境調和型合成反応の開発:岩浪
後期
3rdQ
1週 固体塩基触媒を用いたカルボニル化合物に対する求核付加:岩浪
2週 Al-MCM41触媒を用いるポルフィリン類の合成:岩浪
3週 新規固体触媒の開発と反応への利用:依田
4週 バイオディーゼル燃料中のグリセリン除去法の検討:依田
5週 メタン活性化触媒の開発:依田
6週 無機鉱物に対する有害元素の吸脱着に及ぼす錯生成配位子の影響:澤井
7週 食品残渣系廃棄物の利活用に関する研究:澤井
8週 不均一系触媒による対称エーテル合成と不均化反応の制御:小林
4thQ
9週 固体酸触媒によるアルデヒドの還元的エーテル化反応:小林
10週 緑色蛍光タンパク質を用いた機能性タンパク質の精製:千葉
11週 緑色蛍光タンパク質とその類縁体の構造機能解析:千葉
12週 新型コロナウイルスのスパイクRBDの構造と機能の相関:千葉
13週 マルチフェロイック材料の合成に関する研究:山口
14週 強磁性酸化物薄膜の合成に関する研究:山口
15週 アパタイト吸着剤開発における基礎的検討:入澤
16週 セメントと有害元素の相互作用に関する研究:入澤

評価割合

研究遂行論文発表態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合304030000100
基礎的能力0000000
専門的能力304030000100
分野横断的能力0000000