到達目標
1.「情報」の概念をハードウェアとソフトウェアの両面から認識できる。
2.「コンピュータ」をハードウェアの物理構成とソフトウェアの動作から理解し説明できる。
3.社会基盤としての「情報システム」の意義を正しく理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 「情報」の概念をハードウェアとソフトウェアの両面から認識できると共に、実際のハードウェア・ソフトウェアでも認識できる。 | 「情報」の概念をハードウェアとソフトウェアの両面から認識できる。 | 「情報」の概念をハードウェアとソフトウェアの両面から認識できない。 |
評価項目2 | 「コンピュータ」をハードウェアの物理構成とソフトウェアの動作から理解し説明できると共に、実際のハードウェアに対応付けることができ、ソフトウェアを動作させることができる。 | 「コンピュータ」をハードウェアの物理構成とソフトウェアの動作から理解し説明できる。 | 「コンピュータ」をハードウェアの物理構成とソフトウェアの動作から理解し説明できない。 |
評価項目3 | 社会基盤としての「情報システム」の意義を正しく理解し説明できると共に、情報システムの基本的な構成要素を使うことができる。 | 社会基盤としての「情報システム」の意義を正しく理解し説明できる。 | 社会基盤としての「情報システム」の意義を正しく理解し説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報工学は様々な専門分野と広くかつ密接に関わりをもってきています。
本講義では、「情報」を学ぶ入門として、情報工学の基礎的な概念と基本的な技術を学ぶとともに、その応用分野への展開について概観します。
授業の進め方・方法:
社会を構成する様々な技術分野の中で、情報化社会の基盤を担うコンピュータやネットワークについて理解を深めることは益々大切になります。講義として机上で学びながら、日頃の生活の中でも"情報"との関わりについて考えてください。講義ノートの内容を見直し、講義に関する例題・演習問題を解いておくこと。講義で示した次回予定の部分を予習しておくこと。
注意点:
電子情報工学科の学生は履修できません。
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
デジタル情報の世界 |
ビットの概念、データの表わし方
|
2週 |
論理と論理回路 |
論理演算、組合せ回路
|
3週 |
ハードウェアの仕組み |
コンピュータの構成、中央処理装置の構成と動作
|
4週 |
周辺装置とのインタフェース |
記憶装置、入出力装置、インタフェース
|
5週 |
ソフトウェア(1) |
低水準言語、高水準言語、プログラムの役割
|
6週 |
ソフトウェア(2) |
プログラミングの基礎
|
7週 |
(中間試験) |
|
8週 |
オペレーテイング・システム |
オペレーティングシステムの目的と機能
|
2ndQ |
9週 |
データ構造とアルゴリズム(1) |
アルゴリズムの概念、探索
|
10週 |
データ構造とアルゴリズム(2) |
アルゴリズム例、ソート
|
11週 |
データベース・システム |
データの一元性とアクセス管理
|
12週 |
コンピュータ・ネットワーク |
相互接続装置と通信プロトコル
|
13週 |
ネットワーク・システム |
通信諸技術とインターネット
|
14週 |
セキュリティ |
セキュリティ対策
|
15週 |
(期末試験) |
|
16週 |
総復習 |
|
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | レポート課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |