福祉住環境

科目基礎情報

学校 小山工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 福祉住環境
科目番号 0033 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 東京商工会議所:福祉住環境コーディネーター検定試験公式テキスト2級
担当教員 崔 熙元

到達目標

1. 福祉住環境の考え方を理解しその必要性を説明できる
2. 福祉住環境関連制度と各職種の役割について説明できる
3. 高齢者や障害者のニーズを理解し、基本的な環境整備方法について説明できる
4. 福祉用具の基礎的知識を具体的に説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1福祉住環境の考え方を明確に理解し説明できる福祉住環境の考え方について説明できる福祉住環境の考え方について説明できない
評価項目2福祉住環境関連制度と各職種の役割を明確に理解し説明できる福祉住環境関連制度と各職種の役割について説明できる福祉住環境関連制度と各職種の役割について説明できない
評価項目3高齢者や障害者のニーズを明確に理解し、基本的な環境整備方法について説明できる高齢者や障害者のための基本的な環境整備方法について説明できる高齢者や障害者のための基本的な環境整備方法について説明できない
評価項目4福祉用具の基礎的知識を具体的に説明できる福祉用具の基礎的知識をある程度説明できる福祉用具の基礎的知識を説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 ④ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築計画の知識をもとに、高齢者や障害者のための福祉住環境整備の方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義を主体としながら、適宜演習を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 福祉住環境の考え方 福祉住環境についての概説
2週 福祉住環境における基本的な考え方Ⅰ(ノーマライゼーションとユニバーサルデザイン) ノーマライゼーションとユニバーサルデザインについて理解できる
3週 福祉住環境における基本的な考え方Ⅱ リハビリテーションと自立について理解できる
4週 高齢者福祉関連制度についてⅠ 介護保険制度が成立する前の高齢者福祉関連制度について理解できる
5週 高齢者福祉関連制度についてⅡ 介護保険制度について理解できる
6週 福祉住環境の意義と役割 福祉住環境の意義と福祉環境整備にかかわる多様な職種の役割について理解できる
7週 福祉住環境整備のプロセス 福祉住環境整備のプロセスについて理解できる
8週 中間テスト まとめ
2ndQ
9週 高齢者の特徴と福祉住環境整備における配慮点 高齢者の身体・心理的特徴と福祉住環境における配慮点について理解できる
10週 高齢者に多い疾病別にみた福祉住環境整備Ⅰ 高齢者に多い疾病と福祉住環境整備の方法について理解できる
11週 高齢者に多い疾病別にみた福祉住環境整備Ⅱ 高齢者に多い疾病と福祉住環境整備の方法について理解できる
12週 福祉住環境整備の基本的技術Ⅰ 福祉住環境整備の基本技術および実践に伴う知識Ⅰ理解できる
13週 福祉住環境整備の基本的技術Ⅱ 福祉住環境整備の基本技術および実践に伴う知識Ⅱ理解できる
14週 生活行為別福祉住環境性の手法 生活行為別福祉住環境性の手法について理解できる
15週 住環境整備関連制度 住環境整備関連制度の成立背景と目的について理解できる
16週 定期試験 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史モデュールについて説明できる。3
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。3
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。3
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。3
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。3前2
建築計画・設計の手法一般について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合700002010100
基礎的能力0000000
専門的能力700002010100
分野横断的能力0000000