国語演習

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語演習
科目番号 4E001 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子メディア工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は指定せず、授業担当者の作成したプリントを教材とする。参考文献は授業時に適宜紹介する。
担当教員 難波 宏彰

到達目標

□的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用できる。
□必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができる。
□建設的な相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解し、実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、適切に応用できる。的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、ほぼ応用できる。的確で論理的な文章を作成するための基礎的表現技術を理解し、応用することができない。
評価項目2信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、適確に論理構成に活かすことができる。信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができる。信頼性を重視して必要な情報を収集・選択・分析し、論理構成に活かすことができない。
評価項目3相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価し、建設的に助言することができる。相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価することができる。相互批評・相互添削を通じて、他者の表現を客観的に評価することができない。
評価項目4相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解し、実践できる。相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解することができる。相互批評や推敲を重ねることによって、文章作成過程で留意すべき要件を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
20名前後の少人数クラス編成により、到達目標の達成にむけて実践的に学習する。
授業の進め方・方法:
クラスを二つに分け、主として演習形式により、適宜解説的講義を交えて授業を展開する。
注意点:
本科目は学修単位科目であり、授業30時間に対する授業外学修時間は60時間です。授業外学修は、授業内容に関する調査・考察・文章作成が主たる活動になります。〈日本語の使い手としてレベルアップする〉ことを心がけてください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 敬語 尊敬語・謙譲語・丁寧語の定義を理解し、適切な運用能力を身につける。
2週 メールと手紙 メールや手紙の書式・表現・マナーを学び、実践する。
3週 履歴書 一般的な履歴書の書き方を学び、自分の履歴書の雛型を作成する。
4週 エントリーシート さまざまな業界・形式のエントリーシートを分析し、その対策を学ぶ。
5週 レポート1(志望理由書) ブレインストーミングなどの手法を取り入れ、大学・企業の志望理由書を作成する。
6週 レポート2(学習履歴) 自己PRの方法と「学習履歴」のまとめ方を学び、実践する。
7週 レポート3(学習履歴) お手本との比較をとおし、自分が書いた「学習履歴」の修正・清書を行う。
8週 小論文 作成準備 小論文作成にあたって必要な手続きを理解する。
与えられた条件に従って論題を決定し、必要な情報を収集する。
4thQ
9週 小論文 明瞭な文を書くための演習 演習問題により、明瞭な文を書くための留意点を理解する。次回までに要旨・構成表を作成してくる。
10週 小論文 要旨・構成表 要旨・構成表について、教員のチェックを受け、適宜修整する。次回までに初稿を作成してくる。
11週 小論文 相互批評 学生同士で、初稿を相互に批評する。
12週 小論文 相互批評 学生同士で、初稿を相互に批評する。
13週 小論文 添削・推敲 教員より添削を受ける。相互批評および教員の添削をふまえ、初稿を推敲する。次回までに小論文を完成させてくる。
14週 小論文 自己評価 完成稿、及び小論文作成への取り組みについて、自己評価を行う。
15週 総括 授業内容の確認 本授業を振り返り、得られた成果と残された課題を確認する。
16週

評価割合

課題レポート小論文合計
総合評価割合104050100
基礎的能力104050100
専門的能力0000
分野横断的能力0000