英語B

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語B
科目番号 1A008 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 総合英語 be English Grammar 23 いいずな書店
担当教員 飯野 一彦

到達目標

□基本的な英文における語彙が理解できる。
□基本的な英文における文の主要素(主語、述語動詞、目的語、補語)や修飾語が理解できる。
□基本的な英文における単語や文の発音ができる。
□基本的な英文の構造・構文が理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目15文型の考え方を理解でき、各種問題を解いたり、文を適切に読み解くことができる。5文型の考え方を理解でき、各種問題を解くことができる。5文型の基本的な考え方を理解できない。
評価項目2さまざまな時制・相・態を理解し、各種問題を解いたり、使い分けることができる。さまざまな時制・相・態を理解し、各種問題を解くことができる。さまざまな時制・相・態を理解できず、各種問題を解くことができない。
評価項目3さまざまな構文が適切に理解でき、各種問題を解くことができる。基本的な構文が理解でき、各種問題を解くことができる。基本的な構文が理解できず、各種問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・本授業は学生個々人の学習活動に重点を置き、積極的に声を出すことを奨励する。
・英語の体系的理解の確立を目指す時期であるので、品詞の理解から始まり、文型理解、構文理解へと段階的な学習アプローチをとることによって、体系的な文法法則理解ができるようになる。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に基本的な文法事項について学習し、教科書や参考書に付属している実践問題に取り組むことで学習内容の定着をはかる。各自が到達目標を達成できるよう、事前学習および復習を自発的に行うことを期待する。
注意点:
英語力をつけるには積極的に学習することが大切です。英語の中に存在する法則性を常に意識すると良いでしょう。また、英語学習全体を通して辞書の積極的活用は体系的な知識形成に役立つので、是非実行して下さい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の概要(目標、評価方法など)を説明する。
中学校で学んだ「学習に必要な基礎知識」の復習をしながら、文型の理解への橋渡しとする。
単語の綴りや発音法則を意識して辞書が引ける。品詞と文型、句と節、準動詞や関係詞などの基本的な項目を復習し、それぞれの項目が理解できる。
2週 「文の構造」を解説した後、5文型を意識しながら練習問題を解く。 「文の主要素」と「修飾語」を区別しながら、さまざまな種類の文を分析し、品詞の区別を元に、基本的な5文型の文を判別できる。
3週 「文の構造」を解説した後、5文型を意識しながら練習問題を解く。 「文の主要素」と「修飾語」を区別しながら、さまざまな種類の文を分析し、品詞の区別を元に、基本的な5文型の文を判別できる。
4週 「基本時制: 現在・過去・未来」を解説した後、練習問題を解く。 時制を正しく捉え、文の中心として時制を理解することができる。
5週 未来表現と進行形。進行形になる動詞とならない動詞。 複合的な未来表現が理解できる。時制と進行形の関係が理解できる。動詞の種類と進行形の関係が理解できる。動作動詞、変化動詞、状態動詞の区別が分かる。
6週 さまざまな完了形(1) 時制と完了形の関係が理解できる。進行形と完了形の対比が分かる。
7週 さまざまな完了形(2) 動詞の種類によって、進行形・完了形の意味合いが変わることが理解できる。
8週 既習事項の復習(1) 既習事項の確認:基本文型、時制
2ndQ
9週 既習事項の復習(2) 既習事項の確認:進行形、完了形
10週 不定詞(1) 不定詞の基本的な形と意味が理解できる。不定詞の3用法が区別できる。
11週 不定詞(2) 不定詞の意味上の主語、原形不定詞の用法、不定詞と時制との関係が理解できる。
12週 動名詞(1) 動名詞の基本的な形と働きが理解できる。名詞的用法、意味上の主語、動名詞と時制の関係が理解できる。
13週 動名詞(2) 動名詞・不定詞を目的語に取る動詞、動名詞を含む慣用表現が理解できる。既習の時制との関係が理解できる。
14週 分詞(1) 分詞の二つの働き(限定用法と叙述用法)が理解できる。基本文型との関係で捉えることができる。
15週 前期期末試験 既習事項の確認:不定詞、動名詞、分詞
16週 前期期末試験の復習 これまで学んできた学習項目を復習する。
後期
3rdQ
1週 分詞構文(1) 分詞の基本的な働きの復習をし、分詞構文が理解できる。
2週 分詞構文(2) 形容詞的な働きを基本とする分詞が、分詞構文において従属節のような働き(副詞節)をすることが理解できる。
3週 関係代名詞 関係代名詞が理解できる。
4週 関係副詞 関係副詞が理解できる。
5週 関係詞と前置詞の関係 関係代名詞の前置詞との関係が理解できる。前置詞残留型と前置詞随伴型の対比が理解できる。
6週 関係詞のまとめ さまざまな関係詞が相互的に理解できる。
7週 受身 能動態と受動態の関係が理解できる。
8週 後期中間試験 既習事項の確認:分詞構文、関係詞
4thQ
9週 後期中間試験の復習 これまで学んできた学習項目を復習する。
10週 仮定法(1) これまで学んできた直説法との対比の中で、仮定法が理解できる。
11週 仮定法(2) 仮定法と時制の関係が理解できる。
12週 時制の一致と話法 「時制の一致」という現象が理解できる。直接話法と間接話法の区別ができる。
13週 否定・強調 否定表現や強調構文が理解できる。
14週 倒置・省略・ 倒置や省略現象に注意しながら、様々な構文が理解できる。
15週 後期期末試験 既習事項の確認:仮定法、時制の一致と話法、さまざまな構文
16週 学習項目のまとめ これまで学んできた学習項目を復習する。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100