到達目標
□ 英語による宇宙論(大学3、4年レベル)の講義を聞き取ることができる。
□ フリードマン方程式の解法を英語で説明できる。
□ 簡単な宇宙モデルを英語で説明できる。
□ 英語を用いて宇宙論や各自の研究内容に関する質問や受け答えができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 宇宙論の基礎的な概念や簡単な宇宙モデルを、英語を通じた教育により理解でき、自分の言葉で正しく表現できる。 | 宇宙論の基礎的な概念や簡単な宇宙モデルを、英語を通じた教育により理解できる。 | 宇宙論の基礎的な概念や簡単な宇宙モデルを、英語を通じた教育により全く理解できない。 |
評価項目2 | 宇宙論の基礎的な問題を解く際に、英語を用いて正しく表現できる。 | 宇宙論の基礎的な問題を解く際に、英語を用いてある程度表現できる。 | 宇宙論の基礎的な問題を解くことができない。また、英語を用いて全く表現できない。 |
評価項目3 | 英語を用いて質問したり、適切に受け答えすることができる。 | 英語を用いて質問したり、受け答えすることがある程度できる。 | 英語を用いて質問したり、受け答えすることが全くできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
宇宙空間の膨張や宇宙の構成物質である星、銀河、可視光、電波、宇宙線、ダークマター、ダークエネルギーなど現代宇宙論の基礎的な事項を、観測データと物理法則に基づいて英語で講義する。
授業の進め方・方法:
スライドと板書により講義を進める。理解度・定着度を測るため、授業の終わりに確認テスト(8回)を行う。学期末には各人の研究内容や物理学についての英語によるプレゼンテーションも課す。
注意点:
当たり前のことですが、英語を使ってみなければ英語力は上達しません。講義中は積極的に英語で質問し、「人前で英語を話すこと」に対する抵抗感を減らす努力をしましょう。物理I・II、応用物理Iの基礎的な知識を応用します。
本科目は、授業時間30時間に加えて、自学自習時間60時間が授業の前後に必要となります。具体的な学修内容は英語のテキストを読むこと、確認テストを仕上げること、プレゼンテーションの準備をすることです。AEの学生の受講も推奨します。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
Observational Overview |
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2週 |
Newtonian Gravity, Friedmann Equation, Fluid Equation |
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3週 |
Expansion of the Universe |
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4週 |
Simple Cosmological Models |
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5週 |
Geometry of the Universe, Curvature |
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6週 |
Observational Parameters |
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7週 |
Cosmological Constant, Dark Energy |
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8週 |
Age of the Universe |
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4thQ |
9週 |
Density of the Universe, Dark Matter |
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10週 |
Cosmic Microwave Background (1) |
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11週 |
Cosmic Microwave Background (2) |
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12週 |
Early Universe, Big Bang Nucleosynthesis |
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13週 |
Inflationary Universe, Cosmic Structures |
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14週 |
Student Talks |
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15週 |
Summary |
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 80 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |
専門的能力 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 30 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 20 |