エネルギー材料特論

科目基礎情報

学校 群馬工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 エネルギー材料特論
科目番号 48 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 特に定めない
担当教員 山内 啓

到達目標

○高温酸化
 □高温材料に必要な耐酸化特性について説明できる
□原子価制御・欠陥反応式について説明できる
 □酸化皮膜にかかる応力要因について説明できる
○火力発電
 □火力発電の原理・しくみについて説明できる
 □各種環境と必要な材料特性について理解できる
○原子力発電
 □原子力発電の原理・しくみについて説明できる
 □各種環境と必要な材料特性について理解できる
○燃料電池
 □燃料電池の原理について説明できる
 □各種環境と必要な材料特性について理解できる
○エネルギー変換メディア
 □各種新開発メディアの原理について説明できる
 □各種環境と必要な材料特性について理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1簡単な欠陥反応式を取り扱うことができ、高温酸化の原理について説明できる高温酸化の原理について説明できる高温酸化の原理について説明できない
評価項目2耐環境性材料特性について理解し、火力発電、原子力発電の原理・しくみについて説明できる火力発電、原子力発電の原理・しくみについて説明できる火力発電、原子力発電の原理・しくみについて説明できない
評価項目3必要な材料特性について理解し、燃料電池の原理について説明できる燃料電池の原理について説明できる燃料電池の原理について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各種エネルギー変換プロセスの原理を学び、それらに必要な金属・セラミックスなどのエネルギー材料について理解
を深めるとともに、それらの環境で必要な特性について学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業の最初の10分から20分程度、輪番でテーマに沿った口頭説明・プレゼンテーションを学生に課す。
さらに、その内容について、クラス内で質疑・議論することで、個人が調べた内容をクラス内の履修者全体で共有する
。このような能動的学習活動を取り入れた授業を行う。プレゼンテーション・質疑などの内容についても評価の対象
とする。
概論的な内容もあるため、時間外に自ら基礎的な知識の確認、習得などを行う必要がある。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンスと金属・セラミックス材料概論 授業の概要・これまでの知識の確認をおこなう
2週 金属・セラミックス材料概論 金属の高温酸化・高温腐食について説明できる
3週 金属・セラミックス材料概論 金属の高温酸化・高温腐食について説明できる
4週 金属・セラミックス材料概論 金属の高温酸化・高温腐食について説明できる
5週 金属・セラミックス材料概論 金属の高温酸化・高温腐食について説明できる
6週 火力発電の仕組みと必要材料特性 火力発電の仕組みを説明できる
7週 火力発電の仕組みと必要材料特性 様々な部材の必要材料特性について説明できる
8週 火力発電の仕組みと必要材料特性 様々な部材の必要材料特性について説明できる
4thQ
9週 廃棄物発電の仕組みと必要材料特性 様々な部材の必要材料特性について説明できる
10週 廃棄物発電の仕組みと必要材料特性 様々な部材の必要材料特性について説明できる
11週 原子力発電の仕組みと必要材料特性 原子力発電の仕組みを説明できる
12週 原子力発電の仕組みと必要材料特性 様々な部材の必要材料特性について説明できる
13週 燃料電池の仕組みと必要材料特性 燃料電池の仕組みを説明できる。様々な部材の必要材料特性について説明できる
14週 エネルギーメディア変換材料 様々なエネルギーメディアについて理解する
15週 エネルギーメディア変換材料 様々なエネルギーメディアについて理解する
16週 試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000