技術倫理

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 技術倫理
科目番号 G0501 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御・情報システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 指定しない.必要な資料はプリントで配布する.
担当教員 武長 玄次郎

到達目標

・ 一般的な倫理学理論および技術者倫理に特化した理論を理解すること
・ 技術者の社会における位置づけおよび役割を理解すること
・ 技術者が実際に直面した事例をもとに、どのような倫理的判断が可能かについて展望を持つことができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1技術者に特有の倫理問題とは何かを明確に説明できる。技術者に特有の倫理問題とは何かをある程度説明できる。技術者に特有の倫理問題とは何かが説明できない。
評価項目2技術者が直面してきた具体的な事例について明確に説明できる。技術者が直面してきた具体的な事例についてある程度説明できる。技術者が直面してきた具体的な事例について説明できない。
評価項目3倫理問題に直面した際に適切に議論することができる。倫理問題に直面した際にある程度議論することができる。倫理問題に直面した際に議論することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
技術者倫理の基本的な内容を学習する。
授業の進め方・方法:
基本的な学習事項はスライドで示し、毎回の課題が提示されるFormsの提出までを授業とする。学修単位科目のため、事前・事後学習として180分を目安とする自学自習が必要である。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 講義の方針等について理解する。
2週 技術者の功績① 技術者が歴史上果たして来た功績、人類へ貢献の事例について理解する(MCC)
3週 技術者の功績② 技術者が歴史上果たして来た功績、人類へ貢献の事例について理解する(MCC)
4週 技術者と社会の関わり(1) 水利を題材に、技術者と社会の関わりについて理解する(MCC)
5週 技術者と社会の関わり(2) 社会のための技術者とはどのようなものを理解する(MCC)
6週 リスクとは何か リスクとは何かの基本的な知識を理解する(MCC)
7週 異文化理解 異文化理解の重要性について技術が関わる基本的な考え方を身につける(MCC)
8週 公害問題 水俣病を中心として、公害対策や環境保全の問題について基本的な知識を習得する(MCC)
4thQ
9週 技術の倫理問題 多様化する社会に対する技術者の取り組む姿勢とは何かを考える(MCC)
10週 情報倫理 個人情報、情報セキュリティに関する基本的な知識を習得する(MCC)
11週 技術者と科学 技術者の身に着けるべき科学について理解する(MCC)
12週 科学者の倫理 科学の倫理を学ぶことで、技術者の役割について理解を深める(MCC)
13週 ヒューマンエラー ヒューマンエラーが生じる仕組みについて理解する(MCC)
14週 現在の課題① 生活に役立つ技術について基本的な知識を習得する(MCC)
15週 現在の課題② 技術がもたらす脅威についての基本的な知識を習得する(MCC)
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000