応用材料工学

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用材料工学
科目番号 C0501 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 担当者作成の資料を使用する
担当教員 青木 優介

到達目標

・コンクリート,鋼構造物の設計・施工事情について理解できる。
・コンクリート,鋼構造物の維持管理事情について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
コンクリートの製造について深く理解する。コンクリートの製造について他者にわかりやすく説明できる。コンクリートの製造について一応説明できる。コンクリートの製造について説明できない。
コンクリートの力学的特性について深く理解する。コンクリートの力学的特性について他者にわかりやすく説明できる。コンクリートの力学的特性について一応説明できる。コンクリートの力学的特性について説明できない。
コンクリートのひび割れ,劣化予測について理解する。コンクリートのひび割れ,劣化予測について他者にわかりやすく説明できる。コンクリートのひび割れ,劣化予測について一応説明できる。コンクリートのひび割れ,劣化予測について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 B-2 説明 閉じる
JABEE B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・コンクリート,鋼構造物の設計・施工について現状と課題を学ぶ。
・コンクリート,鋼構造物の維持管理について現状と課題を学ぶ。
授業の進め方・方法:
・状況に応じて,対面形式ないしは遠隔形式で授業を進める。
・本科目は学修単位科目であり,自学自習が必要である。
・質問がある場合には,随時受け付ける。
注意点:
・本科目は学修単位科目であり,授業時間の2倍以上の自学自習時間を要する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
本科目の方針や評価方法を学ぶ
2週 コンクリートの配合設計 コンクリートの配合設計を行える。
3週 型枠,材料の準備 コンクリート用の型枠や材料の準備を行える。
4週 コンクリートの練混ぜ,スランプ,空気量試験
型枠への打込み
コンクリートの練混ぜ,スランプ,空気量試験を行える。
圧縮強度試験用型枠への打込みを行える。
5週 型枠外し,端面研磨,ひずみゲージの貼り付け,データロガーへの接続
中性化促進,塩水浸漬
左記の一連の作業が行える。
6週 圧縮強度,応力-ひずみ関係の測定演習,引張強度の推定 圧縮強度の測定が行えるようになる。
引張強度の推定が行えるようになる。
7週 収縮ひび割れ予測演習(試行) 上記の試験結果に基づき,収縮ひび割れの予測解析が行える。
8週 圧縮強度試験,応力-ひずみ関係測定試験 実際に圧縮強度,応力-ひずみ関係を測定できる。
4thQ
9週 収縮ひび割れ予測演習 実際に収縮ひび割れ予測を行える。
10週 塩化物イオン浸透深さ測定
中性化深さ測定
実際に塩化物イオン浸透深さ測定を行える。
実際に中性化深さ測定を行える。
11週 塩化物イオンによる鋼材腐食予測演習
中性化による鋼材腐食予測演習
塩化物イオンおよび中性化による鋼材腐食の予測演習を行える。
12週 レポート作成ガイダンス 最終成果となるレポートの作成方法を理解できる。
13週 レポート作成 最終成果のレポートを作成できる。
14週 レポート作成&提出 最終成果のレポートを作成・提出できる。
15週 授業の総括 授業を振り返る
16週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
非破壊検査040000040
維持管理040000040
補修020000020