現代文明

科目基礎情報

学校 木更津工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 現代文明
科目番号 G0401 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境建設工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書なし
担当教員 小谷 俊博

到達目標

授業に基づいて、週ごとに扱う概念の輪郭をつかみ、その概念を用いて、あるいはその概念について主体的に議論できるようになること、およひ自分の関心に即して現代文明の問題を発表することができるようになることが本授業の到達目標である。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代文明を特徴付ける諸概念の概要を説明できる。現代文明を特徴付ける諸概念の概要を理解できる。現代文明を特徴付ける諸概念の概要を理解できない。
評価項目2発展的な議論を行うためのスキルを身につけている。発展的な議論を行うためのスキルの概要を理解できる。発展的な議論を行うためのスキルが理解できない。
評価項目3自分の関心に即して現代文明の問題を独自の観点で明確に提示することができる。自分の関心に即して現代文明の問題を提示することができる。自分の関心に即して現代文明の問題を提示することができない。

学科の到達目標項目との関係

専攻科課程 A-2 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
現代文明は、高度な科学技術の発展に主導されて、新たな制度や思想が構築されてきたもので、過去の歴史と比較した際の相対的な物質的豊かさを特徴の一つとする。新たな技術や豊かさは、新しい概念や社会問題を生み出してきた。この授業では、現代文明がもたらした諸問題について、週ごとに異なる概念に注目して、基本的知識の習得および主体的・批判的な検討を行う。
授業の進め方・方法:
前半の授業では、現代文明の重要な問題をいくつかピックアップして、授業担当者が講義を行う。受講者は、ワークシートに取り組んだり、グループディスカッションをしながら、主体的に問題理解に取り組むよう求められる。
後半の授業では、受講者がそれぞれに課題を見いだして、それに対する見解を提示する。
注意点:
授業90分に対して、紹介する教材を用いて180分以上の予習と復習を実施すること。また、課題では英文を扱うことがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業全体の方針を理解する。
2週 自由と平等 リベラリズムの理解を中心とした自由と平等に関する基本的な考え方を理解する。
3週 正義と戦争 正義とはどのような概念か、そして正義に基づく戦争はありうるのかについて、基本的な考え方を理解する。
4週 デモクラシーと運 統治形態の1つとしてのデモクラシーと運という観点から社会のあり方を問う考え方を理解する。
5週 差別と障害 偏見や差別が生じる理由と社会の中で障害がどのように理解されてきているかを理解する。
6週 安楽死と死刑 安楽死と死刑に関する基本的な知識と考え方を理解する。
7週 健康と責任 公衆衛生や健康格差の問題と、自己責任との関係について考える。
8週 調査 現代文明に関連して主張したいテーマを選び出し、調査および発表準備を行う。
2ndQ
9週 発表 自分の調査した内容に基づいて発表を行う。発表者以外の学生は、発表内容に対する自分自身の見解を提示する。
10週 発表 自分の調査した内容に基づいて発表を行う。発表者以外の学生は、発表内容に対する自分自身の見解を提示する。
11週 発表 自分の調査した内容に基づいて発表を行う。発表者以外の学生は、発表内容に対する自分自身の見解を提示する。
12週 発表 自分の調査した内容に基づいて発表を行う。発表者以外の学生は、発表内容に対する自分自身の見解を提示する。
13週 発表 自分の調査した内容に基づいて発表を行う。発表者以外の学生は、発表内容に対する自分自身の見解を提示する。
14週 発表 自分の調査した内容に基づいて発表を行う。発表者以外の学生は、発表内容に対する自分自身の見解を提示する。
15週 発表 自分の調査した内容に基づいて発表を行う。発表者以外の学生は、発表内容に対する自分自身の見解を提示する。
16週

評価割合

課題ワークシートレポート合計
総合評価割合402040100
基礎的能力402040100
専門的能力0000
分野横断的能力0000