ReadingⅡ

科目基礎情報

学校 東京工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 ReadingⅡ
科目番号 00020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 transfer 英語総合問題演習コースB 4th edition(桐原書店)
担当教員 長橋 雅俊

到達目標

【目的】
・習熟度や授業の進度に応じて、日常的に身近な話題から社会的に内容の深い話題までを幅広く扱い、英文読解の技能向上を目指す。
・実社会及びグローバルエンジニアを志す学生として、主体的な英文の読解法や、その学び方に取り組んで、自らの意見として伝えられる知識を身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1授業で扱った英文を8割以上理解でき、既習の語彙・文法知識として十分に定着している。授業で扱った英文を7割程度理解でき、既習の語彙・文法知識として定着している。授業で扱った英文を6割程度理解でき、既習の語彙・文法知識をある程度定着している。授業で扱った英文の理解が6割を下回り、語彙・文法知識として定着していない。
評価項目2授業内で示された課題で他者との活動に参加し、主導できる。授業内で示された課題で他者との活動に参加し、貢献できる。授業内で示された課題で他者との活動内容を理解できる。授業内で示された課題で他者との 活動で参加状況や貢献度が乏しい。
評価項目3定期テスト、小テスト、課題等の合計点が80点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が70点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点以上である。定期テスト、小テスト、課題等の合計点が60点未満である。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 B3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1.テキストを通じて、英文の読解方法を学ぶ。語彙、句、節ごとの発音や意味、構成を理解していく。
2.時限ごとに扱った英文の中で、新出語句および文法で特に注意すべき構文を分析し、自ら運用可能な表現法として定着を図る。
3.音読および再話活動を通じて、扱った英文の理解を深めるとともに、自身の語彙・文法知識や表現力として取り込む。
授業の進め方・方法:
0.小テスト:前後の時限で扱うパートから予習または復習の度合いを確認する。
1.授業計画で定めたUnitに基づき、英文の読解方法を学ぶ。語彙、句、節ごとの発音や意味、構成を理解していく。
2.時限ごとに扱った話題や英文に関連した文法・語彙で演習し、自ら運用可能な英語表現として定着を図る。
3.音読および再話活動などを通じて、扱った英文の理解を深めるとともに、自身の語彙・文法知識として取り込む。
注意点:
・テキスト(transfer course B)、筆記用具(赤ペンを含む)、英和辞典(電子辞書可)を用意し、毎回持参すること。
・適宜、ハンドアウトを配布するため、保存用のバインダー(A4サイズ)を用意すること。
・本科目の成績は定期試験の成績のほかに、小テスト・課題により普段からの自学自習の成果を重視する。
・受講者の到達度レベルを考慮し、適宜授業の内容や進度を変更する場合がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 【初回オリ】 シラバス配布、教材・ほか持ち物の確認 前期との変更点を確認、後期授業の進め方・受講上の約束ごとを理解する
2週 テキスト外から出典:SDG関連の論説 未来に向けた達成すべき課題について読み、考える
3週 Unit 9 ドリアン(説明文) 食を中心とした生活文化を読んで学ぶ
4週 演習9(関連英文の再話、文法・語彙、表現)及び補充演習 社会性のある文章表現を取り込む、Unit 9の文法・語彙の復習
5週 Unit 10 テレビを見ない生活(エッセイ) 教育的な話題を読み、問題解決に取り組む
6週 Unit 11 13日の金曜日(エッセイ) 異なる文化や風習について読んで知る
7週 演習10~11(関連英文の再話、文法・語彙、表現) 時系列や順序立てた話し方を学ぶ、Unit 10~11の文法・語彙の復習
8週 【中間試験】 これまでの学習内容を確認し、成果を発揮する
4thQ
9週 答案返却・中間試験のおさらい・講評 後期期中間試験の自己評価、今後の学習に向けた目標設定
10週 Unit 12 カーネル・サンダース(伝記) 先人の経験を読み解き、生き方を考える
11週 Unit 13 生物から学ぶ技術(科学技術) 異なる分野からの知識を読んで学ぶ1
12週 演習12~13(関連英文の再話、文法・語彙、表現) 専門性の高い英文から表現・知識を取り入れる、文法・語彙の復習
13週 Unit 14 火星(天文科学) 異なる分野からの知識を読んで学ぶ2
14週 テキスト外から出典 新奇な話題の英文に取り組む
15週 英文の再話、文法・語彙のまとめ 学年末試験に向けた学習事項の点検・復習
16週 【期末試験】 これまでの学習内容を確認し、成果を発揮する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に正しく伝わるよう、語・句・文における強勢、文におけるリズム・イントネーション、音のつながり・区切りを意識しながら明瞭に音読あるいは発話できる。3後4,後7,後12,後15
中学校までに学習した語彙の定着を図り、高等学校指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる語彙を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後5,後6,後10,後11,後13,後14
中学校までに学習した文構造及び文法事項に加え、高等学校学習指導要領に準じた文構造及び文法事項について習得して適切に運用できる。3後2,後3,後5,後6,後10,後11,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について、はっきりとした発音で、調整された速さで話された内容から、必要な情報を聞き取り、話し手の意図を把握できる。3後4,後7,後12,後15
日常的な話題や社会的な話題について、基本的な表現を用いて、情報や考え、気持ちなどを話すことができる。3後2,後3,後5,後6,後10,後11,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握して必要な情報を読み取り、書き手の意図、概要や要点を把握できる。3後2,後3,後5,後6,後10,後11,後13,後14
日常的な話題や社会的な話題について、自分の意見や感想を整理し、情報や考え、気持ちなどを伝える文章を書くことができる。3後4,後7,後12,後15
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢を持ち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後4,後7,後12,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後4,後7,後12,後15
自分の専門分野などの予備知識のある事柄や関心のあるトピックについて、話の展開や話者の意図に注意しながら必要な情報を聞き取り、概要や要点を把握できる。3後2,後3,後5,後6,後10,後11,後13,後14
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、意見や主張、課題の解決策などをやり取りできる。2後8,後16
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。2後8,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。2後4,後7,後12,後15
関心のあるトピックについて、意見や主張を適切な理由や根拠とともに伝える複数の段落を書くことができる。2後8,後16

評価割合

試験小テスト授業活動提出物合計
総合評価割合60201010100
基礎的能力60201010100
専門的能力00000
分野横断的能力00000