日本語初級文法

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本語初級文法
科目番号 0001 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 一般教育科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 みんなの日本語初級ⅠⅡ・書いて覚える文型練習帳・中級日本語カルテットⅠ・TRYN3
担当教員 増田 寿枝

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(B)と主体的に関わる。この科目の到達目標と成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連性を以下の表に示す。
1) 日本語でコミュニケーションを図る態度を身につけることができる。 50%(b3)(b4)
2) 既習文型や語彙を用いて的確に自己表現することができる。50%(b3)(b4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
日本語でコミュニケーションを図る態度を身につけることができる。既習した内容を用いて自ら積極的に発言しようとする態度がある。既習内容を概ね正しく使用し発言しようとする態度がある。既習内容を時々間違えながらも使用し発言しようとする態度がある。左記に達していない。
既習文型や語彙を用いて的確に自己表現することができる。既習内容を用いて自己表現が状況・相手に対応できる。既習内容を用いて自己表現が状況・相手に概ね対応できる。既習内容を用いて、間違えながらも自己表現が状況・相手に概ね対応できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語の基礎(初級レベル)の4技能(聞く能力・読む能力・話す能力・書く能力)をバランスよく伸ばす。特に、聞く・話す活動を授業中に多く取り入れ、読む・書く活動は宿題などで補うようにする。積極的にコミュニケーションを図れる活動を取り入れ学習を進める。
授業の進め方・方法:
日本語初級文型の習得を目指す。
時間が限られるため毎日課題を与え、小テストを実施する。授業時間内では会話や自主学習を補うような工夫を施す。
※内容は学生の能力に応じ適宜変動の可能性あり
注意点:
1.遅刻・無断欠勤及び飲食厳禁
2.予習をしてくること
3.宿題を提出すること

本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス解説
みんなの日本語 L16-20
シラバスを理解する
既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
2週 みんなの日本語 L21-24 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
3週 みんなの日本語 L25-26 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
4週 みんなの日本語 L27-28 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
5週 みんなの日本語 L29-30 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
6週 みんなの日本語 L31
中間試験範囲復習
既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
7週 前期中間試験 試験時間:50分
8週 みんなの日本語 L32-33
既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
2ndQ
9週 みんなの日本語 L34-35 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
10週 みんなの日本語 L36-37 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
11週 みんなの日本語 L38-39 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
12週 みんなの日本語 L40-41 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
13週 みんなの日本語 L42-43
JLPT N4受験
既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
14週 みんなの日本語 L44-45
復習
既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
15週 前期末試験 試験時間:50分
16週 試験解説と発展授業
L46-50は夏季休暇中に終了
試験返却・まとめ
後期
3rdQ
1週 シラバス説明
中級日本語カルテット1課・N3対策
既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
2週 中級日本語カルテット1課・N3対策
既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
3週 中級日本語カルテット2課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
4週 中級日本語カルテット2課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
5週 中級日本語カルテット3課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
6週 中級日本語カルテット3課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
7週 後期中間試験 試験時間:50分
8週 試験返却 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
4thQ
9週 中級日本語カルテット4課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
10週 中級日本語カルテット4課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
11週 中級日本語カルテット5課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
12週 中級日本語カルテット5課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
13週 中級日本語カルテット6課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
14週 中級日本語カルテット6課・N3対策 既習の項目を理解し、場面に合わせて使用できる
15週 後期末試験 試験時間:50分
16週 試験解説と発展授業 試験返却・まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3前7
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

前期中間試験前期末試験後期中間試験後期末試験小テスト出欠席課題合計
総合評価割合15151515201010100
基礎的能力15151515201010100
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000