英語ⅠA

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語ⅠA
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必履修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教育科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書Genius English Communication I Revised(大修館) / 補助教材 Genius English Communication I Revised学習ノート(大修館)・英和辞典・和英辞典
担当教員 市村 勝己

到達目標

①英単語・熟語の意味、英文法・構文を理解し、それらを使用できる。
②英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付けることができる。
③英語を通じて、情報や考えを的確に理解し、伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 単語・熟語および英文法・構文の理解し、それらを使用できる。英単語・熟語の意味,英文法・構文を十分理解し、それらをあまり間違えることなく使用できる。英単語・熟語の意味,英文法・構文をほぼ理解し、それらを時々間違えながらも使用できる。英単語・熟語の意味、英文法・構文をほとんど理解していない。それらをほとんど使用できない。
評価項目2 英語でコミュニケーションを図る態度を身につけることができる。英語でコミュニケーションを図ろうとする態度を身に付けている。英語でコミュニケーションを図ろうとする態度が見受けられる。英語でコミュニケーションを図ろうとする態度がない。
評価項目3 英語を通じて、情報や考えを的確に理解し、伝えることができる。英語を通じて、情報や考えを的確に理解し、あまり間違えることなく相手に伝えることができる。英語を通じて、情報や考えをある程度理解し、間違えながらも相手に伝えることができる。英語を通じて、情報や考えを理解できないため、相手に伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は、検定教科書を用いた普通高校2年生の学習指導内容であり、高校1年生で身につけておきたい英語の語彙・文法を中心に学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は検定教科書の内容に準拠し進める。方法としては、教える側でデジタル教材を使用したICTの積極活用やを学習の習熟度に適応した英文理解を促進するための,スラッシュリーディング、フラッシュカードによる新出単語確認、単元の終わりあるいは中間でのプレゼンテーション活動などを行う。特に授業の導入部分ではアクティブラーニングを導入し、英語4技能を伸ばすための実践をする。
注意点:
テキストのほか、辞書と補助教材(Workbook Standardおよび予習ノートは授業中に使用するので必ず持参のこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Introduction, 授業の進め方について
入学時英語テスト
入学時英語テスト内容の理解
2週 Lesson 1: A Village of One Hundred [題材内容]
世界の国々の貧困格差について学ぶ
[言語材料]
形式主語It/ to不定詞
[言語活動]
貧困格差についての内容を的確に聞き取る。聞き取った内容を英語で再話する。
3週 Lesson 1 : A Village of One Hundred 前週と同様
4週 Lesson 1 A Village of One Hundredまとめ 同上
5週 Lesson 2 :More than Just a Piece of Cloth [題材内容]
ワンガリー・マータイさんが日本を訪問したとき,もったいないという言葉の価値を再評価し広めたが,その一例として一枚の布である風呂敷の有効活用を述べている。
[言語材料]
関係代名詞 / 受け身 /助動詞
[言語活動]
この単元で学習したことを英語で表現する。
6週 Lesson 2 :More than Just a Piece of Cloth まとめ 同上
7週 前期中間テスト・発展授業 既習事項の内容確認 /
この単元で学習したことを英語で表現する。
8週 Lesson 2:More than Just a Piece of Cloth 前週と同様
2ndQ
9週 Lesson 3: I Am Malala [題材内容]
テロ行為と男尊女卑の社会で育ったマララ・ユフザイさんが学校の大切さを提唱する。
[言語材料]
現在完了 /過去完了 /動名詞
[言語活動]
単元内容の基本コンセプトと,その具体例について英語で要約または再話し,内容理解の向上を図る。
10週 Lesson 3: I Am Malala 前週と同様
11週 Lesson: 3: I Am Malala まとめ 前週と同様
12週 Lesson 4: Borneo's Moment of Truth [題材内容]ボルネオの豊かな森林資源の破壊と経済発展の問題に人として生きることの警鐘をしている
[言語材料]
分詞/ 比較
[言語活動]
意味内容理解に焦点を当て,聞く人が分かりやすいように絵・写真を用いて提示する。


13週 Lesson 4: Borneo's Moment of Truth 前週と同様
14週 Lesson 4: Borneo's Moment of Truthまとめ 前週と同様
15週 前期末テスト 既習事項の内容確認
16週 試験解説・発展授業 この単元で学習したことを振り返り,絵・写真を用いてプレゼンテーション活動を行う。
後期
3rdQ
1週 Lesson 5: ALex's Lemonade Stand [題材内容]
アレックスという少年は自身ガンを告知され,治療を受ける。病気を克服した彼はガン治療のための研究費を集めるためレモネードの販売を始める。
[言語材料]
原形不定詞 / If 節・Wh-節 / It形式主語
[言語活動]
チャート図表を用いて時系列で説明できるように発表する。
2週 Lesson 5: ALex's Lemonade Stand 前週と同様
3週 Lesson 5: ALex's Lemonade Stand 前週と同様
4週 Lesson 6: Willpower and Sleep [題材内容」
眠りと脳の記憶・創造との関係情報を述べている。
[言語材料]
受動態 / 関係副詞 / 助動詞
[言語活動]
前単元と同様
5週 Lesson 6: Willpower and Sleep 前週と同様
6週 Lesson 6: Willpower and Sleep 前週と同様
7週 後期中間試験 既習事項の内容確認
8週 試験解説・発展授業 既習事項の内容確認 /
この単元で学習したことを英語で表現する。
4thQ
9週 Lesson 7: Mother of Women's Judo [題材内容]
女子柔道の世界的な発展とニューヨーク生まれのラスティー・グリックマンが合衆国の女子柔道の普及のために尽力したことを振り返る。
[言語材料]
過去完了進行形 / 動名詞 / 分詞
[ 言語活動]
年代別時系列で個人の活動史をきちんと伝えられるように話す活動を行う。
10週 Lesson 7: Mother of Women's Judo 前週と同様
11週 Lesson 7: Mother of Women's 前週と同様
12週 Lesson 8: Water Crisis: [題材内容]
世界の水不足の実態について述べている。富める国は貧困な国々から水を購入していることや,食料・家畜の成長に必要な水不足の実態とその対策について述べている。
[言語材料]
仮定法過去/ 係代名詞非制限用法/ seem toの用法
[言語活動]
相手に分かりやすく手短に伝えられるように要約文を書き,発表活動を行う。
13週 Lesson 8: Water Crisis 前週と同様
14週 Lesson 8: Water Crisis 前週と同様
15週 後期末試験 既習事項の内容確認
16週 試験解説・発展授業 絵・写真を用いてプレゼンテーション活動を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3前1
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。2前1,前14
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2前14
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3前1
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。2
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。2
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。2

評価割合

試験小テスト課題・プレゼン態度合計
総合評価割合6010102000100
基礎的能力4055200070
専門的能力105500020
分野横断的能力100000010