概要:
中学校での学習を発展させ、国語を正しく理解し、適切に表現するための力を養う。3単位中おおむね2単位を現代文・国語表現に、おおむね1単位を古典に当て、1年間の学習を通して、思考力を向上させ、情操を豊かにし、伝え合う力を高める。また、言語文化の諸相に触れることによって、自らの世界観を広げ、言語生活を充実させる態度を育てる。
○関連する科目：国語（1～4年），文学Ⅰ（４年後期），日本言語文化（専攻科１年後期）
授業の進め方・方法:
前期は遠隔授業を実施する。面接授業では担当者の講義に加え、学生に意見を求めたり、質問をしたりしながら、文章理解を深めていく。
適宜、グループで話し合った内容をまとめ、発表してもらう機会を設ける。
注意点:
平生の予習・復習を欠かさないことが何よりも重要である。授業で扱う教材は、事前に必ず通読し、語句の読みや意味を調べておくこと。特に、古文・漢文については、音読の練習を欠かさないこと。また、辞書や参考書を活用する習慣を身に付けること。本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | 前1,前8,前9,前10,後8,後9,後10 |
| 論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | 前2,前8,前9,前10,前14,後8,後9 |
| 文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | 前3,前4,後1,後2,後3,後12,後13,後14 |
| 常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11,前12,前13,後12,後13,後14 |
| 類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | 前1,前2,前8,前9,前10,後12,後13,後14 |
| 社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | 前5,前6,後12,後13,後14 |
| 専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | 前8,前9,前10,前11,後12,後13,後14 |
| 実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。 | 3 | 前14,前15,後11,後15 |
| 報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | 前14,前15,後11,後15 |
| 収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | 前14,前15,後11,後15 |
| 報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | 前14,前15,後11,後15 |
| 作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 | 3 | 前14,前15,後11,後15 |
| 課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後11 |
| 相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後11 |
| 新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後11 |