情報処理演習

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 情報処理演習
科目番号 0093 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 結城浩,「新板 C 言語プログラミングレッスン 入門編」,SBクリエイティブ,2006 年
担当教員 金子 健正,工藤 慈

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(C)と主体的に関わる.この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を,到達目標,評価の重み,学習・教育目標との関連の順で次に示す.
①基礎C プログラミングを習得する 10% (c1), (d1)
②可読性のあるプログラムの作成能力を習得する 30% (c1), (e2)
③プログラムの読解力を習得する 30% (c1), (e2)
④プレゼンテーション能力を習得する 30% (b2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎C プログラミングを習得し,応用できる.基礎C プログラミングを習得する.左記に達していない.
評価項目2可読性の高いプログラムの作成を作成できる.可読性のあるプログラムを作成できる.左記に達していない.
評価項目3他人が作成したプログラムを読解し,応用できる.他人が作成したプログラムを読解できる.左記に達していない.
評価項目4自ら作成したプログラムを詳しくプレゼンテーションできる.自らが作成したプログラムをプレゼンテーションできる.左記に達していない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第2 学年の「情報処理」に続いて,C 言語のプログラミングを学習する.さらに,グループワーク形式での演習およびレポート作成を通して,単にプログラムを作成するだけではなく,他人の作成したプログラムを理解する能力(読解力),他人にも理解できるようなプログラムを作成する能力(可読性),プログラムの仕様・動作をレポートとして文章にまとめる能力,プレゼンテーションなどを通して他人に説明する能力を養う.
授業の進め方・方法:
1つの課題を3名程度のグループで取り組み,役割分担してプログラムの作成と再構築を行う.演習を中心とする.
注意点:
第2 学年で履修した情報処理の継続科目であるので、よく復習してから受講すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 並び替えを課題とした演習 数値を並び替えるプログラムを作成できる.
2週 並び替えを課題とした演習 数値を並び替えるプログラムを作成できる.
3週 並び替えを課題とした演習 数値を並び替えるプログラムを作成できる.
4週 構造体 構造体を説明できる.
5週 構造体を課題とした演習 構造体を用いたプログラムを作成できる.
6週 構造体を課題とした演習 構造体を用いたプログラムを作成できる.
7週 構造体を課題とした演習 構造体を用いたプログラムを作成できる.
8週 (中間試験)
2ndQ
9週 ファイル操作 ファイル操作を説明できる.
10週 ファイル操作を課題とした演習 ファイル操作を用いたプログラムを作成できる.
11週 ファイル操作を課題とした演習 ファイル操作を用いたプログラムを作成できる.
12週 ファイル操作を課題とした演習 ファイル操作を用いたプログラムを作成できる.
13週 並び替え,構造体,ファイル操作を課題とした演習 並び替え,構造体,ファイル操作を用いたプログラムを作成できる.
14週 並び替え,構造体,ファイル操作を課題とした演習 並び替え,構造体,ファイル操作を用いたプログラムを作成できる.
15週 並び替え,構造体,ファイル操作を課題とした演習 並び替え,構造体,ファイル操作を用いたプログラムを作成できる.
16週 演習課題についての講評と発展授業 学んだ知識の再確認と修正ができる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000