英語ⅢA

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 英語ⅢA
科目番号 0051 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Prominence English Communication II / Workbook Standard / 予習ノート
担当教員 市村 勝己

到達目標

(科目コード:      English IIIA)
この科目は長岡高専の教育目標の(B)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下の表に示す.
科目の到達目標 評価の重み 学習・教育到達目標との関連
①単語や熟語の意味を理解し、使用できる。 25% (b3)
②文法や構文を理解し、使用できる。 25% (b3)
③読んだり聞いたりしたことについて、理解したことや感じたことを英語で表現できる。 25% (b3)
④意味のまとまりを意識しながら英文を音読したり、内容を理解することができる。 25% (b3)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語彙力単語や熟語の意味を理解し、使用できる。単語や熟語の意味を理解し、概ね使用できる。左記に達しない
英作文力文法や構文を理解し、使用できる。文法や構文を理解し、概ね使用できる。左記に達しない
読解力、表現力読んだり聞いたりしたことについて、理解したことや感じたことを英語で表現できる。読んだり聞いたりしたことについて、理解したことや感じたことを英語で概ね表現できる。左記に達しない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、第2学年での英語の学習内容をふまえて、4技能を総合的に伸ばすとともに、更に高度な英文を読み進め、異種な英語インプットの量を増やすと同時に、英語の音読活動などを通し、英語で読んだ内容に対する自らの意見や考えを英語でアウトプットすることを目指す。
授業の進め方・方法:
授業準備は、新出単語のみならず、自分の知らない単語(既習を含む)を調べ、辞書使用になれることも期待している。本文で紹介される言い回しや英語表現を工夫し、音読を繰り返し、それらの表現を自分の言葉として習得する。さらには、自分自身の考えを問う場面をライティング・スピーキングの両領域で当場面を設けるので、普段から「考え」や「意見」を持って授業に臨んでほしい。本文の和訳を通して、自ら予習として教科書の内容を読解しておくこと。
注意点:
本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。(前期)
授業担当が指示した課題は必ず行い授業にのぞむこと。授業中は英和辞典を必ず持参すること。欠席する際は欠席届を提出するなど、出来るだけ事前に対応すること。欠席した授業の内容は、次に登校した日に教員室まで聞きに来ること。自分の意見を英語で表現するには、常に?のマインドで日々を過ごす工夫をすること。授業内や試験では英語での意見のアウトプットを期待している。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Lesson 4まとめ
休校中の課題について 文法解説(倒置、独立分詞構文)
左記の内容を理解する
2週 Lesson 5 part 1: Taking the Sting Out of Jellyfish
文法:No matter + whatなどで始まる節
左記の内容を理解する
3週 Lesson 5 part 2: Taking the Sting Out of Jellyfish 左記の内容を理解する
4週 Lesson 5 part 3: Taking the Sting Out of Jellyfish 左記の内容を理解する
5週 Lesson 5 part 4: Taking the Sting Out of Jellyfish
文法:完了不定詞
左記の内容を理解する
6週 Lesson 5 まとめ 左記の内容を理解する
7週 Lesson 6 part 1: Does it Spark Joy? 左記の内容を理解する
8週 Lesson 6 part 2: Does it Spark Joy?
文法:未来進行形
左記の内容を理解する
2ndQ
9週 Lesson 6 part 3: Does it Spark Joy?
文法:習慣を表わすwould
左記の内容を理解する
10週 Lesson 6 part 4: Does it Spark Joy? 左記の内容を理解する
11週 Lesson 6 まとめ 左記の内容を理解する
12週 Lesson 7 part 1: Malala's Fight for Education
文法:SVOC(C=過去分詞)
左記の内容を理解する
13週 Lesson 7 part 2: Malala's Fight for Education 左記の内容を理解する
14週 Lesson 7 part 3: Malala's Fight for Education
文法:前置詞+関係代名詞
左記の内容を理解する
15週 Lesson 7 part 4: Malala's Fight for Education 左記の内容を理解する
16週 定期試験なしの為,実施せず
後期
3rdQ
1週 Lesson 7 まとめ 左記の内容を理解する
2週 Lesson 8 part 1: Welcome to the World of Tove Jansson
文法:先行詞を含んだ関係副詞
左記の内容を理解する
3週 Lesson 8 part 2: Welcome to the World of Tove Jansson 左記の内容を理解する
4週 Lesson 8 part 3: Welcome to the World of Tove Jansson 左記の内容を理解する
5週 Lesson 8 part 4: Welcome to the World of Tove Jansson
文法:受け身の to 不定詞
左記の内容を理解する
6週 Lesson 8 まとめ 左記の内容を理解する
7週 中間試験
8週 Lesson 9 part 1: A Country of Poles and Signs
文法:節を指す形式目的語it
左記の内容を理解する
4thQ
9週 Lesson 9 part 2: A Country of Poles and Signs 左記の内容を理解する
10週 Lesson 9 part 3: A Country of Poles and Signs 左記の内容を理解する
11週 Lesson 9 part 4: A Country of Poles and Signs 左記の内容を理解する
12週 Lesson 9 part 5: A Country of Poles and Signs
文法:助動詞doによる動詞の強調
左記の内容を理解する
13週 Lesson 9 まとめ 左記の内容を理解する
14週 試験準備 左記の内容を理解する
15週 期末試験 左記の内容を理解する
16週 テスト返し・発展授業

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

定期試験その他の試験相互評価提出物ポートフォリオその他合計
総合評価割合600020020100
基礎的能力600020020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000