創造研究

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 創造研究
科目番号 0068 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 樺澤 辰也,電気電子システム工学科 全教員

到達目標

(科目コード:21060,英語名:Extra Electrical Engineering Laboratory)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)(G)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。
①与えられた課題について、問題解決のための資料を調査し、資料を分析することができる。 60%(d2), (g1)。
②自らの意思と発想により、問題解決の方法を調べ、実現方法を模索できる。 40%(d3), (d4), (g2)。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられた課題について、問題解決のための資料を調査し、資料を計画的に詳細に分析することができる。与えられた課題について、問題解決のための資料を調査し、資料を分析することができる。与えられた課題について、問題解決のための資料を調査し、資料を概ね分析することができる。左記に達していない。
評価項目2自らの意思と発想により、問題解決の方法を調べ、実現方法を詳細に模索できる。 自らの意思と発想により、問題解決の方法を調べ、実現方法を模索できる。 自らの意思と発想により、問題解決の方法を調べ、実現方法を概ね模索できる。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
指導教員単位で配属先決めて取り組む。指導教員が取り組んでいる研究課題に関連した課題あるいはその基礎となる内容の課題が与えられる。また、研究グループに参加して分担する研究を行うこともある。研究指導はそれぞれの研究室独自の方法が採られるが、一般には最初に研究に関連する基礎知識を勉強するための専門書や、研究論文をグループで輪講し、実験設備の使用法を修得した後、文献調査や実験を行う。e-Learning教材を利用することもある。
○関連する科目:卒業研究(次年度履修)
授業の進め方・方法:
注意点:
研究は教員に言われてやるものではない。自分で主体的に研究に取り組むことが大切である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 研究計画の立案、調査、ゼミナール
2週 資料収集、実験、調査、ゼミナール
3週 研究のまとめ、報告書作成・提出
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後1
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後1
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後1
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後1
他者の意見を聞き合意形成することができる。3後1
合意形成のために会話を成立させることができる。3後1
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3後1
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後2
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後2
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3後2
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3後2
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3後2
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後2
複数の情報を整理・構造化できる。3後2
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3後2
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3後2
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3後2
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3後2
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3後2
事実をもとに論理や考察を展開できる。3後2
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3後2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3後2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3後2
目標の実現に向けて計画ができる。3後1
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3後1
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3後1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3後1
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3後2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3後2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3後2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3後2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3後2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3後2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3後2
法令やルールを遵守した行動をとれる。3後2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3後2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3後2
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3後2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3後2
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。3後2

評価割合

その他合計
総合評価割合100100
基礎的能力3030
専門的能力6060
分野横断的能力1010