通信工学A

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 通信工学A
科目番号 0118 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気電子システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 竹下 鉄夫・吉川 英機,通信工学,コロナ社,2010年
担当教員 樺澤 辰也

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.
①フーリエ級数、フーリエ変換の性質と計算方法を理解する.35%(c1)、②変調の意味について理解する.30%(d1)、③振幅変調について変調波の式や発生方法について理解する.35%(d1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1フーリエ級数、フーリエ変換の計算ができる.フーリエ級数、フーリエ変換の性質を理解する.左記に達していない.
評価項目2変調の意味について説明できる.変調の意味について理解する.左記に達していない.
評価項目3振幅変調について変調波の式や発生方法について説明できる.振幅変調について変調波の式や発生方法について理解する.左記に達していない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
信号理論と信号伝送の基礎を修得し、実際に用いられている各種の変調や通信方式について学ぶ.
授業の進め方・方法:
適宜、補助教材のプリントを用いる.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 通信システムと通信媒体 種々の通信システムと通信媒体について理解する.
2週 フーリエ級数 フーリエ級数の計算方法について理解する.
3週 フーリエ変換 フーリエ変換の計算方法について理解する.
4週 フーリエ変換の性質 偶・奇関数の変換、対称性の性質について理解する.
5週 フーリエ変換の性質 時間軸と周波数軸上での縮尺性、時間と周波数の推移について理解する.
6週 フーリエ変換の性質 たたみ込み積分について理解する.
7週 変調の意味 搬送波を用いた変調方式について理解する.
8週 振幅変調 振幅変調の基本的な式を理解する.
2ndQ
9週 振幅変調 振幅変調の時間波形、周波数スペクトルを理解する.
10週 振幅変調 振幅変調の帯域幅、変調の方法を理解する.
11週 単側波帯通信 単側波帯通信の原理について理解する.
12週 振幅変調の復調理論 振幅変調の復調の式について理解する.
13週 振幅変調の復調理論 振幅変調の復調方法について理解する.
14週 振幅変調の復調理論 同期検波、ヘテロダイン方式について理解する.
15週 試験解説と発展授業 試験の確認を行う.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力550000055
専門的能力450000045
分野横断的能力0000000