概要:
メカトロニクスの典型的な応用例は、自動化システムや産業用ロボットである。自動化システムによって、高品質で、安定した製品を長時間に渡り生産することができる。
また、産業用ロボットは繊細な作業を安定して行うことができるので、人手不足が深刻化する昨今、とても重要な存在となっている。しかし、自動化システム、産業用ロボットは作業を確実にこなすだけの機械システムであり、生産工場には、それらには任せられない、人間でなければできない作業が数多く残っている。更なる自動化、省力化のために、IoT技術との融合が注目されている。本科目では、IoT技術の理解を深めるため、情報セキュリティ、準天頂衛星システムみちびきを活用したサービスモデルプランニングについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
1~3週目 ファシリテーションスキルに関するワークショップ、情報セキュリティ基礎の講義
4~14週目 準天頂衛星システムみちびきを活用したサービスモデルプランニングに関するグループワーク
15週目 振り返り
注意点:
1・2 年で履修した専門科目の内容は復習しておくこと.表面的な丸暗記をするのではなく,基本原理や考え方を理解し,身につけるよう心がけて欲しい.なお、本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、ファシリテーションワークショップ(1) |
アイスブレイクの役割、会議法を説明できる
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2週 |
ファシリテーションワークショップ(2) |
発想法、合意形成法を説明できる
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3週 |
ファシリテーションワークショップ(3) |
企画プロセスを説明できる
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4週 |
講義「みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)の可能性」、「ビジネスモデル」 |
準天頂衛星システムとは何かを説明できる
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5週 |
講義「みちびきの特長」「みちびきの活用事例」 |
準天頂衛星システムの特長、活用事例を説明できる
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6週 |
地域の課題発見のレビュー、講義「地域コミュニティの課題」 |
地域の課題例を説明できる
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7週 |
グループワーク「サービスモデルプランニング」(1) |
サービスモデルを説明できる
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8週 |
グループワーク「サービスモデルプランニング」(2) |
みちびきを活用したサービスモデル例を説明できる
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4thQ |
9週 |
デザインレビュー |
デザインレビューとは何か説明できる
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10週 |
グループワーク「サービスモデルプランニング」(3) |
デザインレビューを受け、みちびきを活用したサービスモデルの改善点を説明できる
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11週 |
グループワーク「サービスモデルプランニング」(4) |
デザインレビューを受け、みちびきを活用したサービスモデルを改善できる
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12週 |
グループワーク「サービスモデルプランニング」(5) |
みちびきを活用したサービスモデルを説明するプレゼンテーション資料を作成できる
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13週 |
発表準備 |
みちびきを活用したサービスモデルを説明するプレゼンテーション資料を作成できる
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14週 |
成果発表会 |
プレゼンテーション資料を基に、みちびきを活用したサービスモデルを提案できる。
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15週 |
振り返り、後片付け |
15週全体の授業を振り返り、何ができるようになったのか説明できる
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 機械設計 | 歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。 | 3 | 後8,後16 |
歯車列の速度伝達比を計算できる。 | 3 | 後8,後16 |
リンク装置の機構を理解し、その運動を説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後7,後16 |
代表的なリンク装置の、変位、速度、加速度を求めることができる。 | 2 | 後2,後3,後4,後5,後7,後16 |
カム装置の機構を理解し、その運動を説明できる。 | 3 | 後6,後16 |
主な基礎曲線のカム線図を求めることができる。 | 2 | 後6,後16 |
計測制御 | 自動制御の定義と種類を説明できる。 | 3 | 後1,後9,後16 |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 3 | 後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | 後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | 後1,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |