到達目標
(科目コード:31346, 英語名:Engineering English for Scientists I)
この科目は長岡高専の教育目標の(B)(D)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を,到達目標,評価の重み,関連する目標の順で次に示す.
①正確な文章の作成法および文法を身につける.(b3)(d4),30%
②英語文章を読解し,日本語に訳す力を身につける.(b3)(d4),30%
③日本語文章を英語文に訳す力を身につける.(b3)(d4),40%
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 正確な文章の作成法および文法を活用できる. | 正確な文章の作成法および文法を説明できる. | 正確な文章の作成法および文法を概ね説明できる. | 左記に達していない. |
評価項目2 | 英語文章を読解し,日本語に訳すことができる. | 英語文章を読解し,大半を日本語に訳すことができる. | 英語文章を読解し,日本語に概ね訳すことができる. | 左記に達していない. |
評価項目3 | 専門的な日本語文章を英語文に訳すことができる. | 簡単な日本語文章を英語文に訳すことができる. | 簡単な日本語文章なら概ね英語文に訳すことができる. | 左記に達していない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は,企業で高信頼性車載用計器の研究・開発および欧米向け技術営業を担当していた教員が,その経験を活かし科学技術分野で必要な英語表現等について講義形式で授業を行うものである.
英語を使いこなせるようになるために,高専で習った英文法をしっかりと復習する.
また,その復習を行いながら,科学技術分野でたびたび出てくる表現や語句を習得する.
科目の終盤には,工業技術英語作文の練習も行う.
○関連する科目:卒業研究(次年度履修)
授業の進め方・方法:
授業中にどんどん指名していきます.※居眠りは厳禁(大幅減点)です.
これまで高専で学習した英語の知識,単語力が要求されますが,まじめに取り組めば必ず英語力は向上するはずです.
授業で習ったことをよく復習し確実に理解するよう努めてください.
注意点:
理解度に加え,平常時の勤勉さを重視します.遅刻や無断欠席は大幅に減点します.
毎回,授業の最後に課題に取り組んでもらい提出してもらいます.
※一つでも課題が未提出の場合は単位認定しないので,課題は確実に提出するように.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
工業技術英語の構文パターン1 |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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2週 |
工業技術英語の構文パターン2 |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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3週 |
動詞の基本用法パターン1 |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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4週 |
動詞の基本用法パターン2 |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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5週 |
助動詞の構文パターン |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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6週 |
不定詞の構文パターン |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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7週 |
動詞にingの構文パターン |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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8週 |
中間試験 |
上記項目に関する課題に正しく解答できる. 試験時間:50分
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4thQ |
9週 |
試験解説と発展授業 |
上記項目に関する課題に正しく理解する.
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10週 |
関係代名詞の構文パターン |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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11週 |
数式表現の確認 |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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12週 |
接続詞の構文パターン |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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13週 |
数量表現と位置関係の構文パターン |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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14週 |
工業技術英語作文の方法1 |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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15週 |
工業技術英語作文の方法2 |
英語のつづりと音との関係を理解できる. 英語の標準的な発音を聴き,音を模倣しながら発声できる. 語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し,音読することができる. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する.
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16週 |
定期試験 17週:試験解説と発展授業 |
試験時間:50分 上記全項目に関する課題に正しく理解する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | |
英語運用能力の基礎固め | 平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英語運用能力向上のための学習 | 関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 課題取組状況 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 40 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 20 | 10 | 50 |
専門的能力 | 20 | 20 | 10 | 50 |