到達目標
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、成績評価上の重み付け、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。
①人間の感覚について理解する。20%(d1)、(d4)、(g1)、②各種センサーの構造・動作原理・基礎特性を理解する。50%(d1)、(d4)、(g1)、③各種センサーの回路構成・用途等を理解する。30%(d1)、(d4)、(g1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 人間の感覚を説明できる。 | 人間の感覚を概ね説明できる。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | 各種センサーの構造・動作原理・基礎特性を説明できる。 | 各種センサーの構造・動作原理・基礎特性を概ね説明できる。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 各種センサーの回路構成・用途等を説明できる。 | 各種センサーの回路構成・用途等を概ね説明できる。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達目標 (d1)
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学習・教育到達目標 (d4)
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学習・教育到達目標 (g1)
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教育方法等
概要:
近年、様々なセンサーが活発に開発され、各種工業用計測器から身近な家電製品に至るまで使用されている。これらセンサーは、様々な物理現象を利用している。ここでは、各種センサーの構造・動作原理・基礎特性・回路構成・用途等の知識を得ることを目的とする。このため、各センサーについて調査し、内容をまとめ、資料を作成し発表する。
〇関連する科目:電子回路Ⅱ(前年度履修)、電気回路ⅡB(前年度履修)、電磁気学ⅡB(前年度履修)、電子デバイス工学(後期履修)、ロボット工学(後期履修)、超音波テクノロジー(次々年度履修)
授業の進め方・方法:
授業はゼミ形式で行う。すなわち、受講者各自が予め決められた範囲を予習し、レポートにまとめ、資料を作成し発表する。
注意点:
レジュメの作成、発表資料の作成、まとめレポートの提出を指定した日時までに提出すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、センサーの目的と役割 |
センサーの目的と役割を説明できる。
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2週 |
人間の感覚その1(視覚,聴覚) |
視覚,聴覚器官の構造・原理と特性を説明できる。
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3週 |
人間の感覚その2(嗅覚、味覚、触覚) |
嗅覚、味覚、触覚の構造・原理と特性を説明できる。
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4週 |
光センサーその1(光導電素子、光起電力素子) |
光導電素子、光起電力素子の構造・原理と特性・用途を説明できる。
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5週 |
光センサーその2(焦電素子、イメージセンサ) |
焦電素子、イメージセンサの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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6週 |
音響センサーその1(導電式、コンデンサ式) |
導電式、コンデンサ式音響センサーの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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7週 |
音響センサーその2(圧電式、光学式) |
圧電式、光学式音響センサーの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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8週 |
変位・角度・位置センサー |
変位・角度・位置センサーの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
温度センサーその1(サーミスタ、測温抵抗体) |
サーミスタ、測温抵抗体の構造・原理と特性・用途を説明できる。
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10週 |
温度センサーその2(熱電対、赤外線、IC温度式) |
熱電対、赤外線、IC温度式センサーの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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11週 |
圧力センサーその1(ストレインゲージ、圧電式) |
ストレインゲージ、圧電式圧力ンサーの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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12週 |
圧力センサーその2(半導体式、ロードセル、感圧ゴム) |
半導体式、ロードセル、感圧ゴムの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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13週 |
湿度センサー(静電容量式、抵抗式) |
静電容量式、抵抗式湿度センサーの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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14週 |
その他(におい、味覚、バイオ、放射線) |
におい、味覚、バイオ、放射線センサーの構造・原理と特性・用途を説明できる。
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15週 |
前期末試験 |
試験時間:50分
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16週 |
試験解説と発展授業 |
試験の確認と最新のトピックス
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 10 | 10 | 50 |
専門的能力 | 30 | 10 | 10 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |