到達目標
(科目コード: 41720、英語名: Practice in Basic Chemistry Ⅰ)
この科目は長岡高専の教育目標(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習教育目標との関連の順で示す。
化学の基礎原理とその活用法を習得する。100%(d1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 化学の基礎原理とその活用法を習得する。 | 化学の基礎原理とその活用法を概ね習得する。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
担当教員の指導のもとで1年次通年科目「化学」の演習を行い、基礎知識の理解と習得を目指す。
〇関連する科目: 物質工学実験 (1学年後期), 基礎化学演習II (2学年前期)
授業の進め方・方法:
演習では問題集を用い、各問を学生に解答させる。解の成否のみならず答案の作り方も指導する。
注意点:
演習に積極的に取り組み、関連問題を解く過程で知識の習得に努めることを目指し、積極的に演習に取り組むことが必要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
物質の分離と精製 |
純物質と混合物の区別ができ、混合物の分離法について理解する。
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2週 |
物質と元素 |
元素・単体・化合物や同素体について説明できる。
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3週 |
物質の三態と熱運動 |
物質の三態とその状態変化、熱運動について理解する。
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4週 |
原子の構造・電子配置 |
原子の構造や同位体、電子配置を理解する。
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5週 |
元素の周期律・周期表 |
周期表から元素の性質について考えることができる。
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6週 |
イオンとイオン結合 |
イオンとイオン結合について理解する。
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7週 |
共有結合 |
構造式や電子式、および共有結合について理解する。
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8週 |
中間試験 |
試験時間:50分
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2ndQ |
9週 |
分子からなる物質 |
身のまわりの分子からなる物質について理解する。
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10週 |
金属と金属結合 |
金属の性質や金属結合について理解する。
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11週 |
原子量・分子量・式量 |
原子量・分子量・式量について説明できる。
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12週 |
物質量 |
アボガドロ定数や質量・体積と物質量の関係を理解する。
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13週 |
溶液の濃度 |
質量パーセント濃度やモル濃度の計算ができる。
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14週 |
まとめと演習1 |
問題の解き方を習得する。
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15週 |
まとめと演習2 |
問題の解き方を習得する。
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16週 |
期末試験 17週:試験解説・発展授業 |
試験時間:50分
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学 | 化学 | 物質が原子からできていることについて説明できる。 | 3 | 前2 |
単体と化合物について説明できる。 | 3 | 前2 |
同素体について説明できる。 | 3 | 前2 |
純物質と混合物の区別について説明できる。 | 3 | 前1,前6 |
混合物の分離法について理解し、適切な分離法を選択できる。 | 3 | 前1 |
物質を構成する分子・原子が常に熱運動していることについて説明できる。 | 3 | 前3 |
水の状態変化について説明できる。 | 3 | 前3 |
物質の三態とその状態変化について説明できる。 | 3 | 前3 |
原子の構造(原子核・電子)や原子番号、質量数について説明できる。 | 3 | 前4 |
同位体・放射性同位体について説明できる。 | 3 | 前4 |
原子の電子配置について電子殻を用いて書き表すことができる。 | 3 | 前4 |
価電子の働きについて説明できる。 | 3 | 前4 |
イオン化エネルギーと電子親和力について説明できる。 | 3 | 前6 |
代表的なイオンを化学式で表すことができる。 | 3 | 前6 |
原子番号と価電子の数との関係について考えることができる。 | 3 | 前5 |
元素の性質について価電子と周期律から考えることができる。 | 3 | 前5 |
イオンの化学式とイオンの名称について説明できる。 | 3 | 前6 |
イオン結合について説明できる。 | 3 | 前6 |
イオン結晶の性質について説明できる。 | 3 | 前6 |
共有結合について説明できる。 | 3 | 前8 |
極性と水素結合について説明できる。 | 3 | 前8 |
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。 | 3 | |
自由電子と金属結合について説明できる。 | 3 | 前9 |
金属の性質について説明できる。 | 3 | 前9 |
原子の相対質量と原子量について説明できる。 | 3 | 前11 |
物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 | 3 | 前11 |
分子量・式量について説明できる。 | 3 | 前12 |
気体の体積と物質量の関係について説明できる。 | 3 | 前11 |
質量パーセント濃度について説明でき、質量パーセント濃度の計算ができる。 | 3 | 前13 |
モル濃度について説明でき、モル濃度の計算ができる。 | 3 | 前13 |
評価割合
| 定期試験 | 演習への取り組み | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 20 | 20 |
専門的能力 | 80 | 0 | 80 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |