到達目標
(科目コード:41700,英語名:Scientific and Technical English ǁ)
この科目は長岡高専の学習・教育目標の(D)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育目標との関連の順で次に示す。①英語と英文法の復習を行い、科学英語の基礎を身につける。20%(d1)、②科学技術英語特有の表現を理解する。40%(d1)、③英語によるプレゼンテーション法を理解する。40%(d1)。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 科学英語の基礎を詳細に身につける。 | 科学英語の基礎を身につける。 | 科学英語の基礎を概ね身につける。 | 左記に達していない。 |
評価項目2 | 科学技術英語特有の表現を詳細に理解する。 | 科学技術英語特有の表現を理解する。 | 科学技術英語特有の表現を概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
評価項目3 | 英語によるプレゼンテーション法を詳細に理解する。 | 英語によるプレゼンテーション法を理解する | 英語によるプレゼンテーション法を概ね理解する。 | 左記に達していない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報のグローバル化とともに、科学技術関係のテキストや論文は国際語としての英語が使用されており、英語力の向上は必須である。昨今はプレゼンテーションスキルも求められることから、論文の表現だけでなくプレゼンテーションにおけるキーフレーズや発表法を学ぶ。本講義では、英語におけるプレゼンテーションに重きをおいており、実際に講義の最後に英語によるプレゼンテーションを全員が実施する。そのため,毎回1分間英会話を実施し、スクリプト作成や発表に慣れていく。
○関連する科目:科学技術英語I(4年次履修)
授業の進め方・方法:
毎回1分間英会話のスクリプトを提出してもらいます。紙に書くだけでなく読む練習もしましょう。課題の提出はTeamsを活用予定ですので、毎日Teamsを確認して下さい。授業計画に記載している課題とは別に毎回の英文スクリプト、受講確認課題等があります。
注意点:
一般の英語の知識は不可欠である。文法は各自復習しておく事。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
講義の説明,なぜ英語を勉強するのか? |
能動的に学習する意識を身につける。
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2週 |
文法復習(課題解説)+Major errorとは? |
簡単な専門英語を用いた英文構成を理解する。課題(文法1:2点,文法2:2点,合計4点)
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3週 |
専門英語表現1 |
グラフ等の説明が英語で出来る。課題(グラフ説明3点)
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4週 |
専門英語表現2,専門英語を用いたグラフなどの解説(実践) |
グラフ等の説明が英語で出来る。プレゼン実践1
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5週 |
英語論文の読み方と書き方 |
英語論文の構成を理解する。
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6週 |
文法テスト |
試験時間:50分
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7週 |
プレゼンテーションとは?組み立て方とパワーポイントの活用 |
プレゼンテーションの構成を理解する。課題(プレゼン修正5点)
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8週 |
英語でのプレゼンテーション法~キーフレーズ~ |
英語でのプレゼンテーション法を理解する。
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2ndQ |
9週 |
TED,TED-Ed,YouTubeから学ぶプレゼンテーション1 |
TED等でネイティブのプレゼン法を学ぶ。課題(TED 5点,TED-ed 3点)
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10週 |
TED,TED-Ed,YouTubeから学ぶプレゼンテーション1,プレゼンテーション課題設定 |
TED等でネイティブのプレゼン法を学ぶ。プレゼン課題を決定する。
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11週 |
プレゼンテーション準備1 |
チームで英語の寸劇を準備する。
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12週 |
プレゼンテーション準備2 |
チームで英語の寸劇を準備する。
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13週 |
プレゼンテーション準備3 |
チームで英語の寸劇を準備する。
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14週 |
プレゼンテーション発表1 |
チームで英語の寸劇を発表する。
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15週 |
プレゼンテーション発表2 |
チームで英語の寸劇を発表する。
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16週 |
プレゼンテーション発表2 17週目:優秀チーム発表など |
チームで英語の寸劇を発表する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文社会科学 | 英語 | 英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | 前4,前14,前15 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | 前5,前14,前15 |
英語運用能力向上のための学習 | 英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | |
評価割合
| 文法テスト | 課題 | 英文スクリプト | 英語プレゼン | その他(参加度) | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 20 | 22 | 25 | 3 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 |
専門的能力 | 30 | 20 | 22 | 25 | 0 | 97 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |