基礎情報処理

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 基礎情報処理
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必履修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 改訂版 高等学校 社会と情報 (数研出版) ,情報処理の基礎 -エンジニアの卵たちへ- (長岡高専情報処理共通化 WG)
担当教員 小島 由記子

到達目標

本校の情報ネットワークの利用方法を習得する 。 情報を操作する上での注意事項を理解し,実践出来るようにする 。文書作成,表計算ソフトによる報告書の作成・データ処理を習得する 。コンピュータについて,座学と実習により理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1本校の情報ネットワークの利用方法を習得する。本校の情報ネットワークの利用方法を概ね習得する。本校の情報ネットワークの利用方法を習得できない
評価項目2情報を操作する上での注意事項を理解し,実践出来る。情報を操作する上での注意事項を理解し,概ね実践出来る。情報を操作する上での注意事項を理解し,実践出来ない。
評価項目3文書作成,表計算ソフトによる報告書の作成・データ処理を習得する 。文書作成,表計算ソフトによる報告書の作成・データ処理を概ね習得する 。文書作成,表計算ソフトによる報告書の作成・データ処理を習得できない。
評価項目4コンピュータについて,座学と実習により理解する。コンピュータについて,座学と実習により概ね理解する。コンピュータについて,座学と実習により理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ホームルームにおける授業と,端末室における実習授業を行うため,場所をその都度指示する.
授業の進め方・方法:
情報処理は多くの学生が既に親しんでいる内容が含まれるものの,人により進度や理解度がかなり異なるため,自分から意欲的に課題に取り組む姿勢が必要となる.
注意点:
授業中の態度が著しく悪い場合, また欠席や遅刻の回数に応じて,評価からの減点を行うことがある

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の導入とパソコンの仕組み 授業の導入とパソコンの仕組みを理解する
2週 情報処理とインターネットの基礎 情報処理とインターネットの基礎を理解する
3週 端末室のコンピュータの基本設定 端末室のコンピュータの基本設定を理解する
4週 アプリケーションの利用とタッチタイプ アプリケーションの利用とタッチタイプを理解する
5週 日本語入力とメールの使用 日本語入力とメールの使用を理解する
6週 ワープロソフトの使用1 ワープロソフトの使用を理解する
7週 ワープロソフトの使用2 ワープロソフトの使用を理解する
8週 ファイルの操作と表計算ソフトの使用 ファイルの操作と表計算ソフトの使用を理解する
2ndQ
9週 表計算ソフトの使用 表計算ソフトの使用を理解する
10週 表計算ソフトの使用およびプレゼンテーションソフトの使用 表計算ソフトの使用およびプレゼンテーションソフトの使用を理解する
11週 プレゼンテーションソフトの使用 プレゼンテーションソフトの使用を理解する
12週 インターネットによる土木・環境都市工学の学習 インターネットによる土木・環境都市工学の学習を理解する
13週 情報と社会生活 情報と社会生活を理解する
14週 情報と社会生活 情報と社会生活を理解する
15週 前期末試験
16週 試験解説と発展授業
後期
3rdQ
1週 プログラミングの基礎1 プログラミングの基礎を理解する
2週 プログラミングの基礎2 プログラミングの基礎を理解する
3週 プログラミングの基礎3 プログラミングの基礎を理解する
4週 プログラミングの基礎4
プログラミングの基礎を理解する
5週 UNIX の利用1 UNIX の利用を理解する
6週 UNIX の利用2 UNIX の利用を理解する
7週 ネットワークの利用(モラル)1 ネットワークの利用(モラル)を理解する
8週 ネットワークの利用(モラル)2 ネットワークの利用(モラル)を理解する
4thQ
9週 ネットワークの利用(Web 作成)1 ネットワークの利用(Web 作成)を理解する
10週 ネットワークの利用(Web 作成)2 ネットワークの利用(Web 作成)を理解する
11週 ネットワークの利用(Web 作成)3 ネットワークの利用(Web 作成)を理解する
12週 ネットワークの利用(Web 作成)4 ネットワークの利用(Web 作成)を理解する
13週 ネットワークの利用(Web 作成)5 ネットワークの利用(Web 作成)を理解する
14週 ネットワークの利用(モラル)3 ネットワークの利用(モラル)を理解する
15週 学年末試験
16週 試験解説と発展授業

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。2前1,前2,前3,前4,前5
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,後5,後6
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2前2,前3,前4,前5,前12,前13,前14,後5,後6,後7
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。2後1,後2,後3,後4
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。2後1,後2,後3,後4
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。2後3,後4
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。2前2,前5,前12,前13,前14,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。2前2,前5,前12,前13,前14,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している2前2,前5,前12,前13,前14,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。2前2,前5,前12,前13,前14,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合207001000100
基礎的能力1035050050
専門的能力1035050050
分野横断的能力0000000