情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0037 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 竹内則雄ほか,FORTRAN77とFortran90,森北出版,1994
担当教員 田中 一浩,井林 康

到達目標

(科目コード:51820,英語名:Fundamentals of Computer Programming I)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下の表に示す.
科目の到達目標 評価の重み 学習・教育到達目標との関連
①FORTRANを用いた簡単な計算を理解する 30% (d2)
②選択と繰り返しと関数を理解する 40% (d2)
③配列と文字処理を理解する 30% (d2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1FORTRANを用いた簡単な計算を詳細に理解する。FORTRANを用いた簡単な計算を理解する。FORTRANを用いた簡単な計算を概ね理解する。左記に達していない。
評価項目2選択と繰り返しと関数を詳細に理解する。選択と繰り返しと関数を理解する。選択と繰り返しと関数を概ね理解する。左記に達していない。
評価項目3配列と文字処理を詳細に理解する。配列と文字処理を理解する。配列と文字処理を概ね理解する。左記に達していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学技術計算でしばしば用いられる,FORTRAN言語によるプログラミングの基礎を学ぶ.
IoTシステムの概略を理解し,マイコンとクラウドサービスを利用したIoTシステムを構築する.
授業の進め方・方法:
ホームルームにおける授業と,端末室における実習授業を行うため,場所をその都度指示する.
注意点:
プログラミングの習得は,人により進度や理解度がかなり異なるため,自分から意欲的に課題に取り組む姿勢が必要となる.授業中の態度が著しく悪い場合,また欠席や遅刻の回数に応じて,評価からの減点を行うことがある.本科目は本来、面接授業として 実施を予定していたもの であるが 、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として 実施 するものである。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の導入とプログラミングの基礎 授業の導入とプログラミングの基礎について理解する。
2週 簡単な計算(1) FORTRANを用いた簡単な計算を理解する。
3週 簡単な計算(2) FORTRANを用いた簡単な計算を理解する。
4週 簡単な計算(3) FORTRANを用いた簡単な計算を理解する。
5週 選択と繰り返しと関数(1) 選択と繰り返しと関数を理解する。
6週 選択と繰り返しと関数(2) 選択と繰り返しと関数を理解する。
7週 選択と繰り返しと関数(3) 選択と繰り返しと関数を理解する。
8週 選択と繰り返しと関数(4) 選択と繰り返しと関数を理解する。
2ndQ
9週 配列(1) 配列と文字処理を理解する。
10週 配列(2) 配列と文字処理を理解する。
11週 配列(3) 配列と文字処理を理解する。
12週 文字処理(1) 配列と文字処理を理解する。
13週 文字処理(2) 配列と文字処理を理解する。
14週 文字処理(3) 配列と文字処理を理解する。
15週 文字処理(4) 配列と文字処理を理解する。
16週 前期末試験
試験解説と発展授業
後期
3rdQ
1週 文字処理1 文字処理を理解する
2週 文字処理2 文字処理を理解する
3週 文字処理3 文字処理を理解する
4週 サブプログラム1 サブプログラムを理解する
5週 サブプログラム2 サブプログラムを理解する
6週 サブプログラム3 サブプログラムを理解する
7週 サブプログラム4 サブプログラムを理解する
8週 FORTRAN の数学への応用1 FORTRAN の数学への応用を理解する
4thQ
9週 FORTRAN の数学への応用2 FORTRAN の数学への応用を理解する
10週 FORTRAN の数学への応用3 FORTRAN の数学への応用を理解する
11週 FORTRAN の工学への応用1 FORTRAN の工学への応用を理解する
12週 FORTRAN の工学への応用2 FORTRAN の工学への応用を理解する
13週 FORTRAN の工学への応用3 FORTRAN の工学への応用を理解する
14週 IoTの概略および要素 IoTの概略および用いられるセンサー、マイコン、クラウドサービスの働きを理解し、説明できる。
15週 IoTシステムの構築 簡単なIoTシステムを構築し、利用できる。また応用方法を提案できる。
16週 学年末試験
試験解説と発展授業

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題その他合計
総合評価割合207010000100
基礎的能力1035500050
専門的能力1035500050
分野横断的能力0000000