防災計画+景観工学

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 防災計画+景観工学
科目番号 0173 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 渕田邦彦・他:防災工学(コロナ社)2014
担当教員 宮腰 和弘

到達目標

(科目コード:51545 英語名:Disaster Management and Landscape Engineering)
この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下に示す.①自然災害の態様と自然災害に対処するための方法(災害対策)を日本の状況を例として理解する。(50%)(d1)②景観の土木建築構造物に対する調和について理解する。(50%)(d1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低限の到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然災害の態様と自然災害に対処するための方法(災害対策)を日本の状況を例として詳細に理解する。自然災害の態様と自然災害に対処するための方法(災害対策)を日本の状況を例として理解する。自然災害の態様と自然災害に対処するための方法(災害対策)を日本の状況を例として概ね理解する。左記に達していない
評価項目2景観の土木建築構造物に対する調和について詳細に理解する。景観の土木建築構造物に対する調和について理解する。景観の土木建築構造物に対する調和について概ね理解する。左記に達していない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業の前半(第1回~第7回)では基盤施設の建設に際して考慮すべき、景観との調和について考察する。景観把握モデルに関する学習を中心とし,景観計画の意義・目的・方法などについて学習する。後半(第8~15回)では,さまざまな自然災害を対象として,原因・態様(物的被害とその影響)・対策について学習する。
授業の進め方・方法:
プロジェクター等を利用した授業を行う
注意点:
の科目の前半(景観工学)では,当該分野の先駆者が著したものを手がかりに、景観の問題の考え方を整理する。後半(防災計画)では,一人の技術者として,災害というものをどのように捉え,どのように災害に対処したらよいかを考える機会としてほしい。本科目は本来、面接授業として実施を予定していたものであるが、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態において、必要に応じ遠隔授業として実施するものである。 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 景観計画の意義と役割 左記の内容を理解する
2週 景観分析の基礎指標(1) 左記の内容を理解する
3週 景観分析の基礎指標(2) 左記の内容を理解する
4週 景観の捉え方 左記の内容を理解する
5週 景観把握モデル 左記の内容を理解する
6週 シーン景観把握モデルによる土木景観の把握 左記の内容を理解する
7週 景観についての試験(中間試験)
8週 導入(自然災害の姿) 左記の内容を理解する
2ndQ
9週 災害対策の時間割1(全体像と応急対策) 左記の内容を理解する
10週 災害対策の時間割2(復旧・復興と予防対策) 左記の内容を理解する
11週 災害と災害対策の歴史1 左記の内容を理解する
12週 災害と災害対策の歴史2 左記の内容を理解する
13週 災害と災害対策の歴史3 左記の内容を理解する
14週 地震災害と震災対策1 左記の内容を理解する
15週 地震災害と震災対策2 左記の内容を理解する
16週 期末試験
17週:試験解説と発展授業
試験時間:50分

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画風景、景観と景観要素について、説明できる。4
都市の防災構造化を説明できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90100000100
基礎的能力0000000
専門的能力90100000100
分野横断的能力0000000