環境都市計画

科目基礎情報

学校 長岡工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 環境都市計画
科目番号 0005 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 都市計画教科書第三版,彰国社,2001
担当教員 宮腰 和弘

到達目標

この科目は長岡高専の教育目標の(D)と主体的に関わる.
この科目の到達目標と,成績評価上の重み付け,各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を以下に示す.①都市計画と環境について理解する。(50%)(D1)②土地利用と社会基盤について理解する。(50%)(D1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1都市計画と環境について理解する。都市計画と環境について概ね理解する。左記に達していない
評価項目2土地利用と社会基盤について理解する土地利用と社会基盤について概ね理解する左記に達していない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 (D1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
都市及びその周辺地域における環境に配慮し、土地利用を計画し、社会基盤施設を整備していく際の計画手順について講義する。その際に、地方都市、積雪地域における都市の問題について現況、問題点を把握し、分析手法、意志決定などについて手法も含め解説を行う。
授業の進め方・方法:
プロジェクター等を利用した授業を行うとともにアクティブラーニングを取り入れる。
注意点:
 社会的な事項が多いため新聞等をを読むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 都市論  都市化と都市問題について 左記の内容を理解する。
2週 都市計画論 都市計画の思想、概念、歴史について 左記の内容を理解する。
3週 都市の構成要素 主として街路や建築敷地について 左記の内容を理解する。
4週 都市の緑とオープンスペース 左記の内容を理解する。
5週 都市解析 都市に関する資料と情報処理、計画策定の計量モデル 左記の内容を理解する。
6週 都市化と住宅問題について 都心居住と地方都市居住について 左記の内容を理解する。
7週 都市の環境について 左記の内容を理解する。
8週 都市の空間構成について 都市基本計画を中心として 左記の内容を理解する。
2ndQ
9週 都市交通計画 公共交通機関と都市について 左記の内容を理解する。
10週 都市設計 都市建築物及び土木構造物のスケール 左記の内容を理解する。
11週 都市計画における規制と事業 左記の内容を理解する。
12週 都市計画法規 法定都市計画について 左記の内容を理解する。
13週 都市計画と国土利用 左記の内容を理解する。
14週 大都市圏と地方圏の計画 左記の内容を理解する。
15週 期末試験
16週 試験解説と発展授業 左記の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画国土と地域の定義を説明できる。5
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。5
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。5
土地利用計画と交通計画について、説明できる。5
総合計画とマスタープランについて、説明できる。5
都市計画区域の区域区分と用途地域について、説明できる。5
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。5
土地区画整理事業を説明できる。5
市街地開発・再開発事業を説明できる。5
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。5

評価割合

試験レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合40600000100
基礎的能力0000000
専門的能力40600000100
分野横断的能力0000000