到達目標
(科目コード:A0450,英語名:Long-term Advanced Internship III)(本科目は第3学期の科目として実施する。授業計画の週は回と読替えること)
この科目は長岡高専の教育目標の(F)と主体的に関わる。この科目の到達目標と、各到達目標と長岡高専の学習・教育到達目標との関連を、到達目標、評価の重み、学習・教育到達目標との関連の順で次に示す。
①企業活動の実際を理解し,職業意識を身につけるとともに,技術者倫理について理解する.80%(F1)
②企業実習の経験を発表・討論できる.20%(F2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 最低限の到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 企業活動の実際を詳細に理解し,職業意識を身につける | 企業活動の実際を理解できる | 企業活動の実際を概ね理解できる | 左記に達していない |
評価項目2 | 技術者倫理について詳細に理解でき、実践できる | 技術者倫理について理解できる | 技術者倫理について概ね理解できる | 左記に達していない |
評価項目3 | 企業実習の経験を詳細に発表・討論できる | 企業実習の経験を発表できる | 企業実習の経験を概ね発表できる | 左記に達していない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
企業の生産・研究部門、公立の試験研究機関または大学等において、専攻分野に関連したテーマについて研修する。特に、製品化・実用化を目指した技術開発を体験することにより、研究の実践を定着させることを目標とする。学外実習の成果は、実習終了後の成果報告会にて発表する。専攻毎のクラス分け方式である。
授業の進め方・方法:
8週間以上、企業、公立の試験研究機関または大学等において実習を行う。学外実習ガイダンスには必ず出席し、実習手続きや実習における注意事項などを理解する。
● 実習機関には実習責任者を経て下記の書類を提出する。
(1)学外実習申込書、(2)誓約書、(3)専攻科学外実習証明書、(4)実習機関が必要とする書類
● 実習終了後には、定められた期日までに指定された次の書類を指導教員を経て学外実習実施責任者に提出する。
(1)専攻科学外実習証明書、(2)専攻科学外実習報告書、(3)学外実習日誌
注意点:
企業、公立の試験研究機関または大学等の社内規律や就業規則などの諸規則を守り、また、企業等の実習責任者の指示に従い、細心の注意を払って安全作業に心がけること。実習先では、社会人として良識を持って行動すること。実際の企業で就業体験を積むことは、将来の進路を考える上でよい経験となるので、積極的に取り組むことが必要である。学外実習者は、必ず傷害保険に加入すること。実習機関には実習責任者を経て下記の書類を提出すること。
8週間の場合、必修の学外実習2単位に選択の長期学外実習Ⅰ2単位、長期学外実習Ⅱ2単位、長期学外実習Ⅲ2単位を合わせて合計8単位となる。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
学外実習ガイダンス |
実習手続きや実習における注意事項などを理解する
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2週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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3週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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4週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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5週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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6週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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7週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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8週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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4thQ |
9週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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10週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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11週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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12週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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13週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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14週 |
学外実習 |
企業等で学外実習を実施し、企業活動の実際を理解する
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15週 |
学外実習報告会 |
企業実習の経験を発表・討論できる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 4 | |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 4 | |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 4 | |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 4 | |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 4 | |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 4 | |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 4 | |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 4 | |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 4 | |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 4 | |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 4 | |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 4 | |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 20 | 0 | 0 | 80 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 40 | 0 | 50 |
専門的能力 | 0 | 10 | 0 | 0 | 40 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |