総合英語Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 総合英語Ⅲ
科目番号 0047 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 SUCCESSFUL KEYS TO THE TOEIC LISTENING AND READING TEST 1(桐原書店)、TOEIC Listening&Reading 公式ボキャブラリーブック(IIBC)、プリント教材
担当教員 陳 璐

到達目標

①TOEIC TEST形式の問題演習を通して、TOEICの形式に慣れること、文法事項の定着、読解力・リスニング力の向上を目指す。
②読解やリスニングに必要な語彙、フレーズを増やす。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
語彙・文法力英語を読む、書く、聞く、話す際に必要となる語彙・文法・構文が十分身についている。英語を読む、書く、聞く、話すことが概ね可能な語彙・文法・構文が身についている。語彙や文法力が不足していて、英語を読む、書く、聞く、話すことが困難である。
読解力まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを理解し,概要や要点をとらえることができる。まとまった英文を読んで,情報や書き手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。まとまった英文を読んで,文章全体の概要や要点をとらえることができない。
聴解力英語を聞いて,情報や話し手の意向などを十分理解し,概要や要点をとらえることができる。英語を聞いて,情報や話し手の意向などを部分的に理解し,概要や要点を大まかにとらえることができる。英語を聞いて,単語など断片的に理解できるが、概要や要点をとらえたりすることはできない。
発音・音読英語の音声的な特徴に注意しながら発音することができ、まとまりのある文章を聞き手に伝わるように、音読したり暗唱したりできる。単語はほぼ正確に発音することができ、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読できる。正しく発音できる単語もあるが、まとまりのある文章を、語句の切れ目を意識して音読することができない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
TOEICテスト形式の演習を行いながら、語彙を増やし、文法・構文の知識を定着させる。また、聞き取りや発音練習、音読を通して、聴解力を向上させる。
授業の進め方・方法:
講義及び演習
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと。
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行い、課題を完成すること。
注意点:
・教科書、ノート、辞書を持参すること。
・予習・復習を必ず行うこと。
・単語帳の付属音声(HPよりダウンロード)を活用し、リスニングや音読の練習をすること。
・提出物を期限までに必ず提出すること。
・授業計画は、学生の理解度に応じて変更する場合がある。
・本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。評価が60点に満たない者は、すべての課題を完了した上で願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業概要説明, TOEIC学習方法説明
2週 Unit1 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
3週 Unit1 (2) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
4週 Unit2 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
5週 Unit2 (2) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
6週 Unit3 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
7週 Unit3 (2) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
8週 Unit 4 テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
2ndQ
9週 中間試験
学習範囲の試験を行う
10週 中間試験の答案返却・解説 中間試験の解説をきき、理解の度合いを確認する。
11週 Unit5 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
12週 Unit5 (2) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
13週 Unit6 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
14週 Unit 6 (2) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
15週 期末試験 学習範囲の試験を行う
16週 期末試験返却、アンケート
夏期休業中の課題について
期末試験の解説をきき、理解の度合いを確認する。
後期
3rdQ
1週 Unit7 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
2週 Unit7 (2) / Unit8 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
3週 Unit8 (2) / Unit9 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
4週 Unit9 (2)、Unit10 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
5週 Unit10 (2)、Unit11 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
6週 Unit11 (2)、Unit12 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
7週 Unit12 (2)  テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
8週 これまでの学習の総復習 学習を振り返り、理解を確認する。
4thQ
9週 中間試験 学習範囲の試験を行う
10週 中間試験答案返却、解説 中間試験の解説をきき、理解の度合いを確認する
11週 Unit13 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
12週 Unit 13 (2) / Unit14 Health (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
13週 Unit 14 (2) / Unit15 (1) テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。
単語テスト。
14週 Unit15 (2) / これまでの学習の総復習 テーマに沿った語彙、フレーズを習得する。単語テスト。
学習を振り返り、理解を確認する。
15週 学年末試験 学習範囲の試験を行う
16週 学年末試験答案返却、授業アンケート 学年末試験の解説をきき、理解の度合いを確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験課題・提出物小テスト合計
総合評価割合7020100100
基礎的能力7020100100
専門的能力00000
分野横断的能力00000