非鉄金属材料

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 非鉄金属材料
科目番号 0115 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 基礎機械材料学(日本理工出版会)
担当教員 井上 誠

到達目標

1.アルミニウム、銅、チタンおよびマグネシウムの強度的特徴、物理的・化学的性質について説明できる。
2.実用アルミニウム合金、銅合金、チタン合金およびマグネシウム合金の成分および特徴を理解し、応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各非鉄金属材料の強度的特徴、物理的・化学的性質を正しく理解し、詳しく説明することができる各非鉄金属材料の強度的特徴、物理的・化学的性質を説明できる各非鉄金属材料の強度的特徴、物理的・化学的性質を説明することができない
評価項目2各実用非鉄金属材料の成分および特徴を正しく理解し、広く応用できる。各実用非鉄金属材料の成分および特徴を理解し、応用できる。各実用非鉄金属材料の成分および特徴を理解し、応用できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
非鉄金属材料のアルミニウム、銅、チタンおよびマグネシウムの特性を中心に講義し、その概略を習得する。この科目は企業で素材の製造・加工を担当していた教員が、その経験を活かし、アルミニウム等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
教員による講義
注意点:
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。
授業はノートを取りながら聞くこと

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 アルミニウム(1) アルミニウムについて説明できる
2週 アルミニウム(2) アルミニウム合金について説明できる
3週 アルミニウム(3) 時効硬化およびアルミニウム合金の分類について説明できる。
4週 銅(1) 銅について説明できる
5週 銅(2) 黄銅について説明できる
6週 銅(3) 青銅について説明できる
7週 中間試験
8週 中間試験の返却・解説
チタン(1)
チタンについて説明できる
4thQ
9週 チタン(2) チタン合金について説明できる(1)
10週 チタン(3) チタン合金について説明できる(2)
11週 マグネシウム(1) マグネシウムについて説明できる(1)
12週 マグネシウム(2) マグネシウムについて説明できる(2)
13週 マグネシウム(3) マグネシウム合金について説明できる(1)
14週 マグネシウム(4) マグネシウム合金について説明できる(2)
15週 期末試験
16週 期末試験の返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野材料塑性変形の起り方を説明できる。4
加工硬化と再結晶がどのような現象であるか説明できる。4

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力4000100050
専門的能力4000100050
分野横断的能力0000000