環境強度Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 環境強度Ⅰ
科目番号 0131 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 環境材料学(共立出版)
担当教員 井上 誠

到達目標

1.環境強度、腐食の形態、耐食材料、腐食診断技術について説明できる。
2.各耐食材料の腐食形態の概略について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境強度、腐食の形態、耐食材料、腐食診断技術を正しく理解し、詳しく説明することができる環境強度、腐食の形態、耐食材料、腐食診断技術を説明できる環境強度、腐食の形態、耐食材料、腐食診断技術を説明することができない
評価項目2各耐食材料の腐食形態の概略を正しく理解し、詳しく説明することができる各耐食材料の腐食形態の概略を説明することができる各耐食材料の腐食形態の概略を説明することができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1) 説明 閉じる
ディプロマポリシー 1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 機械材料に用いられる代表的な金属材料の腐食理論、腐食形態、腐食環境、腐食防食法などについて知識を深める。この科目は企業で素材の製造・加工を担当していた教員が、その経験を活かし、素材の腐食の概略等について講義形式で授業を行うものである。      
授業の進め方・方法:
教員による講義
注意点:
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。
授業はノートを取りながら聞くこと

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境強度(1) 環境強度について説明できる。
2週 環境強度(2) 腐食と劣化について説明できる。
3週 腐食の形態(1) 全面腐食、孔食について説明できる。
4週 腐食の形態(2) すき間腐食、粒界腐食について説明できる。
5週 腐食の形態(3) 応力腐食割れ、電位差腐食について説明できる。
6週 腐食の形態(4) エロージョン・コロージョンについて説明できる。
7週 金属溶解反応の電気化学 標準電極電位について説明できる。
8週 小テスト 第1週~7週の内容の理解度を測るために、小テストを実施する。
2ndQ
9週 答案返却、解説、
耐食材料(1)
炭素鋼・合金鋼の腐食について説明できる。
10週 耐食材料(2) ステンレス鋼の腐食について説明できる。
11週 耐食材料(3) アルミニウムの腐食について説明できる。
12週 耐食材料(4) マグネシウムの腐食について説明できる。
13週 腐食診断技術(1) 腐食量の測定について説明できる。
14週 腐食診断技術(2) 電位測定について説明できる。
15週 期末試験 第9週~14週の内容の理解度を測るために、期末試験を実施する。
16週 答案返却、解説、授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力4000100050
専門的能力4000100050
分野横断的能力0000000