NC工作機のプログラム言語であるGコードを理解し,旋盤,フライス,ロボットなどのNC加工機のプログラムの意味が説明出来でき,各種機械の操作ができる.
また,ネットワークに接続されたセンシングとメッセージングが可能な装置の作成ができる.
さらに,オシロスコープを用いて波形観測ができる。
概要:
本授業は 前期からの実習2に続きであり,大別して専門教育の実験に関するテーマと工作実習法の習得に関するものである.具体的には,2年次に学習した基礎材料学で学習した内容を確認するものと
授業の進め方・方法:
事前に行う準備学習:実験・実習テーマの内容をテキストを読んで理解しておくこと。
(授業外学習・事前)実験実習の目的および手順を予習しておくこと.
(授業外学習・事後)授業内容の結果を報告書にまとめる.
注意点:
本科目では,60点以上の評価で単位を認定する。(本授業は,進級の認定に必要な実験実習科目であり,60点未満となると 原級留置となるので 注意のこと)
事前にテキストの内容を予習し,毎回実験の最初に行う説明をよく聞いて実験実習に取り組むこと。
実習工場では作業服,保護メガネ,安全靴を着用し,必ず教員・技術職員の指示に従うこと。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
班分け提示と授業スケジュール,授業場所の提示およびレポートの提出方法の説明
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2週 |
NC工作機械の概要,CNC旋盤,マシニングセンター,溶接ロボットと放電加工 |
Gコードの説明,プログラムの書き方,工作機への入力,予備加工,本加工ができる.
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3週 |
NC工作機械の概要,CNC旋盤,マシニングセンター,溶接ロボットと放電加工 |
Gコードの説明,プログラムの書き方,工作機への入力,予備加工,本加工ができる.
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4週 |
NC工作機械の概要,CNC旋盤,マシニングセンター,溶接ロボットと放電加工 |
Gコードの説明,プログラムの書き方,工作機への入力,予備加工,本加工ができる.
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5週 |
NC工作機械の概要,CNC旋盤,マシニングセンター,溶接ロボットと放電加工 |
Gコードの説明,プログラムの書き方,工作機への入力,予備加工,本加工ができる.
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6週 |
フライス盤・伝達装置 |
凹凸はめあいブロックの製作と動力伝達装置の架台の製作ができる.
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7週 |
フライス盤・伝達装置 |
凹凸はめあいブロックの製作と動力伝達装置の架台の製作ができる.
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8週 |
フライス盤・伝達装置 |
凹凸はめあいブロックの製作と動力伝達装置の架台の製作ができる.
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4thQ |
9週 |
IoT機器作成 |
ネットワークに接続されたセンシングとメッセージングが可能な装置を作成する
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10週 |
IoT機器作成 |
ネットワークに接続されたセンシングとメッセージングが可能な装置を作成する
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11週 |
IoT機器作成 |
ネットワークに接続されたセンシングとメッセージングが可能な装置を作成する
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12週 |
電気回路の測定(1) |
電気量である電流,電圧,電力の測定
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13週 |
電気回路の測定(2) |
オシロスコープを用いて,電気信号などの波形を観察することができる。また,波形から実効値や周期を求めることができる。
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14週 |
電気回路の測定(3) |
12,13週目で使用した装置を用い,電気回路のインピーダンスを求めることができる。
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15週 |
実験レポート |
これまでの実習,実験をまとめ,報告書を作成することができる。
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16週 |
授業アンケートの実施 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後12,後13,後14,後15 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14,後15 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 後12,後13,後14,後15 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 後12,後13,後14,後15 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野(実験・実習能力) | 機械系分野(実験・実習能力) | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5 |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5 |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 3 | 後12,後13,後14 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | 後12,後13,後14 |