設計製図Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 設計製図Ⅰ
科目番号 0140 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:4
教科書/教材
担当教員 田尻 智紀

到達目標

ロボットアームの構造や仕組みを理解し、ロボットアームの制御を通してプログラミングの基礎知識を習得する。
3DCADを用いてロボットアームのハンドの設計を行い、そのハンドをプログラミングで制御して課題を達成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ロボットアームの仕組みや構造を理解し、プログラミングによってその動作を制御できる。ロボットアームの仕組みや構造を理解している。ロボットアームの仕組みや構造を理解できていない。
評価項目2ロボットアームのハンドを3DCADを用いて設計し、それを制御できる。ロボットアームのハンドを3DCADを用いて設計できる。ロボットアームのハンドを3DCADを用いて設計できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
産業界では、様々な領域でロボットアームが活躍しており、その知識や技術を習得した人材に対する需要は高まっている。
この科目では、ロボットアームの仕組みや構造、制御について学ぶ。
ロボットアームの動作をPythonプログラミングによって制御し、また、3DCADによるロボットアームのハンドを設計して、与えられた課題の達成を目指す。
授業の進め方・方法:
講義と演習
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。課題については, レポートとして評価する。
注意点:
学修単位について、学習単位のため、15時間相当の授業外学習が必要である。
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。
追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その 評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
本講義の概要説明
ソフトウェアのインストール
2週 プログラミング Pythonの概要説明
3週 ロボットアームの制御 Pythonによるロボットアームの制御
4週 ロボットアームの制御 Pythonによるロボットアームの制御
5週 ロボットハンドの3DCADによる設計 3DCADを用いてロボットハンドを設計する
6週 ロボットハンドの3DCADによる設計 3DCADを用いてロボットハンドを設計する
7週 ロボットハンドの3DCADによる設計 3DCADを用いてロボットハンドを設計する
8週 ロボットハンドの3DCADによる設計 3DCADを用いてロボットハンドを設計する
2ndQ
9週 ロボットハンドの3DCADによる設計 3DCADを用いてロボットハンドを設計する
10週 ロボットハンドの3DCADによる設計 3DCADを用いてロボットハンドを設計する
11週 ロボットハンドの3DCADによる設計 3DCADを用いてロボットハンドを設計する
12週 テスト動作 設計したロボットハンドをテスト動作させる
13週 発表会 課題に挑戦する
14週 授業アンケート 授業アンケート
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野機械設計標準規格の意義を説明できる。3
許容応力、安全率、疲労破壊、応力集中の意味を説明できる。3
標準規格を機械設計に適用できる。3
ねじ、ボルト・ナットの種類、特徴、用途、規格を理解し、適用できる。3
ボルト・ナット結合における締め付けトルクを計算できる。3
ボルトに作用するせん断応力、接触面圧を計算できる。3
軸の種類と用途を理解し、適用できる。3
軸の強度、変形、危険速度を計算できる。3
キーの強度を計算できる。3
軸継手の種類と用途を理解し、適用できる。3
滑り軸受の構造と種類を説明できる。3
転がり軸受の構造、種類、寿命を説明できる。3
歯車の種類、各部の名称、歯型曲線、歯の大きさの表し方を説明できる。3
すべり率、歯の切下げ、かみあい率を説明できる。3
標準平歯車と転位歯車の違いを説明できる。3
標準平歯車について、歯の曲げ強さおよび歯面強さを計算できる。3
歯車列の速度伝達比を計算できる。3

評価割合

レポート課題発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力2010000030
専門的能力4010000050
分野横断的能力1010000020