到達目標
1.二端子対回路網を説明できる.
2.無損失伝送線路の正弦波定常状態を説明できる.
3.フーリエ解析の方法を説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 二端子対回路網を正しく説明できる. | 二端子対回路網を説明できる. | 二端子対回路網を説明できない. |
評価項目2 | 無損失伝送線路の正弦波定常状態を正しく説明できる. | 無損失伝送線路の正弦波定常状態を説明できる. | 無損失伝送線路の正弦波定常状態を説明できない. |
評価項目3 | フーリエ解析の方法を正しく説明できる. | フーリエ解析の方法を説明できる. | フーリエ解析の方法を説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-2
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JABEE 1(2)(d)(1)
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JABEE 1(2)(d)(2)
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JABEE 2.1(1)
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ディプロマポリシー 1
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教育方法等
概要:
1.二端子対回路網の表現方法,パラメータ計算および回路網条件の計算を理解する.
2.無損失伝送線路の正弦波定常状態を理解する.
3.フーリエ解析,歪み波交流回路および線形回路の応答の計算法を理解する.
授業の進め方・方法:
講義および演習をおこなう.適宜,課題演習に時間を充てる.
注意点:
授業計画は学生の理解度に応じて変更することがある
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
二端子回路網のマトリクス表現 |
アドミタンス行列,インピーダンス行列および基本行列を理解する.
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2週 |
二端子対回路網の接続 |
回路網のカスケード接続および直・並列接続を理解する.
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3週 |
演習 |
Z,Y,Fパラメータおよび回路網条件の計算ができる.
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4週 |
伝送回路の特性 |
入出力インピーダンスおよび伝送係数を理解する.
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5週 |
フィルタ,減衰器 |
各種フィルタ(LPF,HPF,BPF,BEF)および減衰器について理解する.
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6週 |
分布定数回路(1) |
無損失伝送線路上の入射波,反射波の特徴を理解する.
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7週 |
分布定数回路(2) |
無損失伝送線路の正弦波定常状態を理解する.
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8週 |
演習 |
回路網計算および分布定数回路の計算ができる.
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4thQ |
9週 |
中間テスト |
第1週から第8週の内容の理解度をはかるために中間試験を実施する.
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10週 |
答案返却,解答 |
理解不足の内容を補題演習をして補う.
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11週 |
フーリエ解析 |
三角級数展開法,調和解析を理解する.
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12週 |
非正弦波交流回路 |
歪み波交流回路の計算法を理解する.
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13週 |
フーリエ変換 |
フーリエ積分,フーリエ変換対の性質を理解する.
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14週 |
線形回路の応答 |
畳込み積分の考え方を理解する.
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15週 |
演習 |
フーリエ変換を用いて,線形回路網の時間応答の計算ができる.
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16週 |
期末テスト |
第10週から第15週の内容の理解度をはかるために期末試験を実施する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 重ねの理を用いて、回路の計算ができる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |