基礎数学BⅡ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 基礎数学BⅡ
科目番号 0019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新版 基礎数学 実教出版,新版 基礎数学 演習 実教出版,はぎ取り式 練習ドリル 数学I 数学II 数研出版
担当教員 櫻井 秀人

到達目標

三角関数の主要な値を求めることが出来る.三角関数の性質を理解し応用することが出来る.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1三角関数の主要な値に関する問題を解くことができる。三角関数の主要な値に関する基本的な問題を解くことができる。三角関数の主要な値に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目2三角関数のグラフに関する問題を解くことができる。三角関数のグラフに関する基本的な問題を解くことができる。三角関数のグラフに関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目3三角関数を含む方程式・不等式に関する問題を解くことができる。三角関数を含む方程式・不等式に関する基本的な問題を解くことができる。三角関数を含む方程式・不等式に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目4三角形の問題に正弦定理,余弦定理を応用することができる.三角形の 面積を求めることができる.三角形の問題に正弦定理,余弦定理を応用することができる.三角形の問題に正弦定理,余弦定理を応用することができない.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー 3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
2年生から学ぶ,微分積分,線形代数等で必要となる三角関数の基本的な事項を学ぶことにより,論理的な思考を育む.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義及び演習
注意点:
評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
鋭角の三角比
直角三角形の正弦,余弦,正接を学ぶ.
2週 三角比の拡張 90度を超える角度の三角比を学ぶ.
3週 正弦定理と余弦定理 三角形の正弦定理,余弦定理とその応用を学ぶ.
4週 正弦定理と余弦定理 三角形の正弦定理,余弦定理とその応用を学ぶ.
5週 三角形の面積 三角形の面積の公式(ヘロンの公式を含む)を学ぶ.
6週 一般角と弧度法 360度を超える角度と弧度法について学ぶ.
7週 三角関数 三角関数とその代表値を学ぶ.
8週 中間試験 後期第1回から第7回までの内容の定着度を測るため中間試験を行う.
4thQ
9週 三角形のグラフ 基本的な三角関数のグラフを学ぶ.関数の移動,拡大・縮小を学ぶ.
10週 三角形のグラフ 基本的な三角関数のグラフを学ぶ.関数の移動,拡大・縮小を学ぶ.
11週 三角方程式・不等式 三角関数を含む基本的な方程式・不等式の解法を学ぶ.
12週 逆三角関数 逆三角関数の概念とその基本的な値を学ぶ.
13週 三角関数の相互関係 三角関数の相互関係とその応用を学ぶ.
14週 三角関数の相互関係 三角関数の相互関係とその応用を学ぶ.
15週 期末試験 後期第9回以降の内容の定着度を測るため期末試験を行う.
16週 期末試験の解説
成績確認
期末試験の解説を行う.期末試験の結果を受け,定着度の低いと思われる項目を解説する.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学角を弧度法で表現することができる。3後3
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3後4,後5,後6,後7
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3後11,後12,後13,後14
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3後9,後10
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3後4,後5,後6
一般角の三角関数の値を求めることができる。3後1,後2

評価割合

試験発表相互評価態度演習・提出物その他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000