到達目標
1.疑似言語を用いてアルゴリズムの作成ができる.
2.C言語の書法を説明できる.
3.C言語で基本制御構造(逐次,選択,反復)を用いた基本プログラムを作成できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 十分に疑似言語でアルゴリズムを表現できる. | 疑似言語でアルゴリズムを表現できる. | 疑似言語でアルゴリズムを表現できない. |
評価項目2 | 十分にC言語の文法を説明できる. | C言語の文法を説明できる. | C言語の文法を説明できない. |
評価項目3 | 十分にC言語の基本制御構造を用いたプログラム作成ができる. | C言語の基本制御構造を用いたプログラム作成ができる. | C言語の基本制御構造を用いたプログラム作成ができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
疑似言語を用いたアルゴリズムの作成からC言語のプログラム作成,コンパイル,デバッグ,実行,結果の検証という一連のプロセスを通して,わかりやすいプログラムを作成することを学ぶ.
授業の進め方・方法:
自作の学習ノートを配布して,各自のノートパソコンを使って,講義と演習を同一時間内で展開する.
注意点:
<追認試験>
評価が60点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められたものにあたっては,その評価を60点とする.評価はおよび評価基準は追認試験(100%)で評価する.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
Cプログラミング入門 |
簡単なCプログラムの入力、コンパイル、デバッグ、実行、結果の確認ができる.
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2週 |
変数とデータ型,代入 |
変数とデータ型,代入の基本項目を説明できる.さらに,変数の値交換プログラムを作成できる.
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3週 |
演算 |
算術演算子,整数型演算の留意点,型の変換を理解して,Cプログラムで算術演算ができる.
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4週 |
入出力 |
sacnf(),printf()の入出力関数のの書式指定や書き方にしたがって,プログラムを作成できる.
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5週 |
関数(値呼び出し) |
まとまりのある処理を関数で表現することを理解して,関数を用いたプログラムが作成できる.
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6週 |
分岐1 |
処理の流れを分岐するif文を使ったプログラムを作成できる.
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7週 |
演習 |
演習課題(絶対値)のアルゴリズム作成,プログラム作成(関数)ができる.
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8週 |
中間試験 |
中間試験
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2ndQ |
9週 |
分岐2 |
処理の流れを分岐するif文,else if文,swtch文を使ったプログラムを作成できる.
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10週 |
演習 |
演習課題(電卓プログラム)のアルゴリズム作成,プログラム作成,レポート作成をできる
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11週 |
反復1 |
繰返し処理を行いためのfor文やwhile文を使ったプログラムを作成できる.
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12週 |
演習 |
演習課題(最大公約数と最小公倍数)のアルゴリズム作成,プログラム作成ができる.
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13週 |
反復2 |
2重ループを使った繰返し処理のプログラムを作成できる.
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14週 |
演習 |
演習課題のアルゴリズム作成,プログラム作成ができる.
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
期末試験の解答 |
試験返却
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 1 | 前2,前3 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 1 | 前5 |
変数の概念を説明できる。 | 1 | 前2 |
データ型の概念を説明できる。 | 1 | 前2 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 1 | 前6,前7,前9,前10 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 1 | 前11,前12,前13,前14 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 1 | 前7,前10,前11,前12,前13,前14 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 1 | 前4,前7,前10,前11,前12,前13,前14 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 1 | 前7,前10,前12,前14 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 1 | 前1 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 1 | 前1 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 50 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |