基礎数学BⅠ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 基礎数学BⅠ
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 新版 基礎数学 実教出版,新版 基礎数学 演習 実教出版,はぎ取り式 練習ドリル 数学I 数学II 数研出版
担当教員 櫻井 秀人

到達目標

2次関数の一般形を標準形に直し,グラフの概形を書くことが出来る.グラフを利用して,最大値,最小値,2次不等式の問題を解くことができる.
2次方程式,2次不等式を解くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1任意の2次関数を標準形に直し,グラフをかくことができる.任意の2次関数を標準形に直すことができる.任意の2次関数を標準形に直すことができない.
評価項目22次関数の最大値,最小値を求めることができる.標準形で表される2次関数の最大値,最小値を求めることができる.標準形で表される2次関数の最大値,最小値を求めることができない.
評価項目32次方程式,2次不等式の解を求めることができる.2次方程式の解を求めることができる.2次方程式の解を求めることができない.

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
2次関数の講義を行う.次に2次方程式の解法について講義する.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義及び演習
注意点:
評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
関数
関数の概念について理解する.
2週 2次関数のグラフ 標準形で与えられた関数のグラフをかくことができる.
3週 2次関数のグラフ 2次関数の一般形を,平方完成を用いて標準形に直すことができる
4週 2次関数の決定 与えられた条件を満たす2次関数の方程式を求めることができる.
5週 2次関数の最大・最小 2次関数のグラフを用いて,最大値・最小値を求めることができる.
6週 2次関数の最大・最小 2次関数のグラフを用いて,最大値・最小値を求めることができる.
7週 2次方程式 2次方程式を公式を用いて解くことができる.
8週 中間試験 第1回から第7回までの内容の理解度を測るため中間試験を行う.
2ndQ
9週 複素数 複素数の概念を理解し,四則演算ができる.
10週 判別式 2次方程式の解を判別することができる.
11週 解と係数の関係 2次方程式の解と係数の関係を理解できる.それを用いて基本的な対称式の問題に応用できる.
12週 2次関数のグラフと2次方程式 2次関数と2次方程式の関係を理解できる
13週 2次関数のグラフと2次不等式 2次関数のグラフを用いて2次不等式を解くことができる.
14週 2次関数のグラフと2次不等式 2次関数のグラフを用いて2次不等式を解くことができる.
15週 期末試験 第9回以降の講義内容の理解度を測るため,期末試験を行う.
16週 復習 期末試験の結果から,定着度の低いと思われる項目を学ぶ.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前9,前10,前11,前12,前13
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。3前14

評価割合

試験発表相互評価態度演習・提出物その他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000