到達目標
授業や実験実習のレポート作成、ゼミナール発表等で計算機を活用できること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | Excelの関数を使った計算により大量のデータも独自の方法で処理できる | 各セル毎の四則演算によりデータ処理ができる | Excelによるデータの処理ができない |
評価項目2 | 数値積分・数値微分・統計処理を数学の授業に基づく考え方で理解し、Excelによる結果の導出までできる | 積分・微分・統計の考え方は理解できるものの数値解析による方法が理解できない | そもそも理解が不足している |
評価項目3 | 物理現象が理解できており、エクセルによる物理量や積分による処理ができる | エクセルによる物理現象の取り扱いが苦手であるが演習問題は解ける | そもそも理解が不足している |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
卒業研究、レポート等における各種解析にM. S. Excelを使用して学ぶことにより、物事を多角的にかんがえて自力で処理する能力を育成する。 基本的に毎回演習結果を提出させる。
授業の進め方・方法:
講義および演習
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
本授業科目のガイダンス |
授業の内容、進め方、評価方法を説明し、Windows 7の基本操作、動作環境についての確認と復習をする。
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2週 |
Excelの基本操作と関数機能 |
Excelの基本的な操作法とデータ集計、印刷法を学ぶ
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3週 |
ラジアン、三角関数、三角比 |
Excelによる角度を表す単位の変換、三角関数のグラフ作成、三角比を修得する。
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4週 |
連立方程式 |
逆行列、クラメールの公式によって連立方程式の解を求める演習を行う。
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5週 |
数値微分 |
数値微分の計算方法を出臆する。
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6週 |
数値積分 |
数値積分の演習を行い、積分と商船学との関連について学ぶ
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7週 |
統計処理 |
最大値、最小値、平均、分散、標準偏差の統計処理を学ぶ
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8週 |
最小二乗法と近似曲線 |
最小二乗法を用いた近似曲線の求め方を修得する。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
エクセルで理解する物理(1) |
力と運動について、距離と速度と加速度の関係、加速度と力の関係をExcelを使った演習を通して学習する。
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11週 |
エクセルで理解する物理(2) |
仕事とエネルギーについて、学習する。
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12週 |
エクセルで理解する物理(3) |
電気回路をテーマにし、オームの法則、キルヒホッフの法則をExcelを使って学習する。
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13週 |
エクセルで理解する物理(4) |
熱と温度について、その関係を学ぶとともに気体の状態方程式のグラフを描き、式の持つ意味を理解する。
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14週 |
総合演習 |
1回から14回までの内容について復習し、問題演習を行う。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
成績評価・確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 演習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 10 | 10 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 10 | 10 | 10 | 60 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |