到達目標
(1) 数値解析手法の重要性を認識し,基本的な手法についての内容を理解し,教科書を参照すれば確実に計算ができること.
(2) 表計算ソフトおよびVBAによって簡単な数値解析プログラムが作成できること.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 到達目標に示すような,やや複雑なプログラミングが作成できること. | 到達目標に示すような,基本的なプログラミングが作成できること. | 到達目標に示すような,基本的なプログラミングが作成できない. |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
現象を記述する数理モデルが見出されると,それを解いて未来の予測ができる.また,過去の出来事の推測も可能となる.しかしながら,このような数理モデルを解析的に解くことができる問題は限られている.したがって,具体的な数値として計算できることが重要である.現象の把握に必要な数値解析法の理解を主目的とする。
授業の進め方・方法:
講義により理論と解析手法の説明を行い,フローチャートの作成,FORTRANおよびVBAによるプログラミング演習を実施する.
注意点:
中間試験(30%)および5回の課題レポート(計70%)で評価する.成績評価で60%以上を合格とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
シラバスを配布し、学習内容および到達目標を理解する.
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2週 |
FORTRANを用いたプログラミング① |
基本的なコーディングができる. 作成したコードをコンパイルし,実行形式ファイルを作成する.
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3週 |
FORTRANを用いたプログラミング② |
2つの整数の四則演算を実行するプログラムを作成する. 算術演算子を理解する.
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4週 |
Excel VBAを用いたプログラミング① セルの操作と変数 |
RangeおよびCellsによるセルの操作を理解する. 変数の型および宣言方法を理解する.
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5週 |
Excel VBAを用いたプログラミング② 簡単な計算とプログラムの流れ |
流れ図(フローチャート)に用いる記号を理解する. 処理の手順をフローチャートで表現する.
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6週 |
Excel VBAを用いたプログラミング③ 分岐処理 |
条件による分岐処理(比較演算子を用いた条件式)を理解する. 複数の条件を用いた分岐処理(論理演算子を用いた条件式)を理解する.
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7週 |
Excel VBAを用いたプログラミング④ 繰り返し処理 |
回数を指定した繰り返し(For~Nextステートメント)を理解する. 条件との関係で行う繰り返し(Do~Loopステートメント)を理解する.
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8週 |
Excel VBAを用いたプログラミング⑤ 配列 |
1次元配列を理解する. 2次元配列を理解する.
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
数値計算のプログラムの基礎② 数値積分
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10週 |
Excel VBAを用いたプログラミング⑥ |
課題に取り組む.
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11週 |
Excel VBAを用いたプログラミング⑦ |
課題に取り組む.
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12週 |
Excel VBAを用いたプログラミング⑧ |
課題に取り組む.
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13週 |
Excel VBAを用いたプログラミング⑨ |
課題に取り組む.
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14週 |
Excel VBAを用いたプログラミング⑩ |
課題に取り組む.
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15週 |
まとめ |
これまでの学習内容を振り返る.
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16週 |
課題レポート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題レポート | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 70 | 100 |
基礎的能力 | 15 | 50 | 65 |
専門的能力 | 15 | 20 | 35 |