コミュニケーション(F2)

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コミュニケーション(F2)
科目番号 0037 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 1年混合学級(一般教育科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル
担当教員 木下 若奈

到達目標

(1) 基礎的な文法形式を用いながら、簡単な英文を流暢かつ正確に表出できること。
(2) 身近な話題について、筋道を立てた英文を表出することができること。
(3) 海外の文化や慣習に興味を持ち、異文化に対する理解を深めること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文法項目の理解・表出テストにおいて、85%以上の理解度に到達できる。文法項目の理解・表出テストにおいて、複数回挑戦する中で85%以上の理解度に到達できる。文法項目の理解・表出テストにおいて十分な理解度に到達していない。
評価項目2日常的な話題についてまとまりのある英文を正確に表出することができる。日常的な話題について理解可能な英文を表出することができる。日常的な話題についてまとまりのある英文を表出するに至っていない。
評価項目3異文化や海外留学に関連した情報を収集し、自らの体験や考えと照らし合わせて、その内容をまとめることができる。異文化や海外留学に関連した情報を収集し、その内容をまとめることができる。異文化や海外留学に関連した情報を自ら収集できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 RC1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基礎的な文法項目の理解、活用に重点を置き、 様々な形式で繰り返し練習する中で、英語運用能力の基礎を培う。
身近な話題について、まとまりのある英文を話したり書いたりする練習を定期的に行い、英語表出能力の育成を目指す。
授業の進め方・方法:
基礎的な文法項目について様々な形式で練習し、英語運用能力の基礎を培う。また、スピーキング活動やライティング活動を定期的に行い、身近な話題についてまとまりのある英文を表出する能力を育成する。
注意点:
評価方法:100点満点で評価する。定期試験(40%)、小テスト・単語テスト・課題等(60%)で評価する。なお、定期試験については、以下の基準で評価を行う。

A(40点 / 40点):4回の定期試験において、全ての試験で85点以上の点数を取得。
B(30点 / 40点):4回の定期試験において、85点以上取得できない試験が1回見られた。
C(20点 / 40点):4回の定期試験において、85点以上取得できない試験が2回見られた。
D(10点 / 40点):4回の定期試験において、85点以上取得できない試験が3回見られた。
E(0点 / 40点):4回の定期試験において、1回も85点以上取得できなかった。

評価基準:100点満点中60点以上で合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
自己紹介
コミュニケーションの授業の進め方について知る。簡単な英語で自己紹介を行う。
2週 コミュニケーション活動・英語の語順SV文型 SV文型について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
3週 コミュニケーション活動・英語の語順SVC文型 SVC文型について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
4週 コミュニケーション活動・英語の語順SVO文型 SVO文型について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。SVCとSVOの見分け方を知る。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
5週 コミュニケーション活動・SVOO文型 SVOO文型について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
6週 コミュニケーション活動・英語の語順SVOC文型 SVOC文型について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。SVOOとSVOCの見分け方を知る。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
7週 Review 英語の文型についての問題演習を通して理解を深める
8週 Review 英語の文型についての問題演習を通して理解を深める。
2ndQ
9週 Mid-term Examination
10週 コミュニケーション活動・形容詞と副詞 英語の形容詞と副詞について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
11週 コミュニケーション活動・主語と動詞 英語の主語と動詞について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
12週 コミュニケーション活動・名詞と代名詞 英語の名詞と代名詞について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
13週 コミュニケーション活動・否定文と疑問文 英語の様々な否定文と疑問文について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
14週 コミュニケーション活動・過去形 be動詞の過去形、一般動詞の過去形について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
15週 Final Examination
16週 Review 試験結果を踏まえて前期に学習した英文法の理解を深める。
後期
3rdQ
1週 コミュニケーション活動・進行形 現在進行形・過去進行形について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
2週 コミュニケーション活動・未来の表現 様々な未来用言について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
3週 コミュニケーション活動・助動詞 基本的な助動詞とその用法について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
4週 コミュニケーション活動・疑問詞を使った疑問文 疑問詞を使った疑問文の作り方について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
5週 コミュニケーション活動・前置詞と名詞 前置詞と名詞の用法について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
6週 Review 後期1週から5週の間に学習した英文法項目について、問題演習を通して理解を深める。
7週 Review 後期1週から5週の間に学習した英文法項目について、問題演習を通して理解を深める。
8週 Mide-term Examination
4thQ
9週 コミュニケーション活動・不定詞 to不定詞の様々な用法について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
10週 コミュニケーション活動・動名詞と不定詞 動名詞について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。動名詞のみをとる動詞、to不定詞のみをとる動詞について見分ける。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
11週 コミュニケーション活動・比較級と最上級 比較級と最上級の基本的な用法について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
12週 コミュニケーション活動・比較の色々 様々な比較表現について理解し、当該文法項目を使用した英文を表出する。身近な話題で英文をリスニングしたりスピーキングしたりする。
13週 Review 後期9週から12週の間に学習した英文法項目について、問題演習を通して理解を深める。
14週 Review 後期9週から12週の間に学習した英文法項目について、問題演習を通して理解を深める。
15週 Final Examination
16週 Review 試験結果を踏まえて前期に学習した英文法の理解を深める。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1,前2,前3,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前1,前2,前3,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3前1,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前10,前11,前12,前13,前14,後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12

評価割合

定期試験小テスト・単語テスト・課題等合計
総合評価割合40600100
基礎的能力40600100
専門的能力0000
分野横断的能力0000