現代数学論

科目基礎情報

学校 福井工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 現代数学論
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 使用しない
担当教員 柳原 祐治

到達目標

(1)統計学の応用として、推定ならびに検定を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられた課題に対して、適切な推定または検定手段を判断し、実行できる。与えられた条件による推定や検定を実行できる。推定や検定を実行できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
初等的な確率統計の、工学分野への応用として、「推定」や「検定」が挙げられる。もちろん、工学分野以外の様々な分野で「推定」や「検定」は利用されている。本科目では、この2つの題材について講義する。
授業の進め方・方法:
講義を中心とし、適宜問題演習をおりまぜながら進める。具体例を多くあたえ、概念を理解しやくすする。
注意点:
時間外学習では、主に予習を行う。
成績は、2回の定期試験の点数を、以下のように重みをつけて平均し、100点満点に換算したものを年間成績とする。
(中間試験 40%、期末試験 60%)
ただし、成績が60点に達しない場合、課題の提出状況に応じて加点することや、追試験を実施することがある。
また、課題の提出状況に応じて減点することがある。
成績が60点以上で、合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンスおよび確率論の復習 確率論の基本的事項を理解する。
2週 正規分布の復習 正規分布の基本的事項を理解する。
3週 標本平均、標本分散、不偏分散 標本分布について理解する。
4週 標本平均と標本比率 中心極限定理と標本比率について理解する。
5週 統計的推定 母平均の区間推定について理解する
6週 統計的推定 母比率、母分散の区間推定について理解する
7週 学習まとめ これまでの学習内容を理解できる。
8週 定期試験(中間試験)
4thQ
9週 統計的検定 母平均の検定ができる。
10週 統計的検定 片側検定、両側検定について理解できる。
11週 統計的検定 母比率、母分散の検定ができる
12週 統計的検定 χ2乗分布について理解できる。
13週 統計的検定 t分布について理解できる。
14週 統計的検定 χ2乗分布や t分布を用いた推定・検定について理解できる。
15週 学習まとめ これまでの学習内容を理解できる。
16週 定期試験(期末試験)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ演習合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000