到達目標
地盤工学実験に関しては,地盤の性質を定量的に評価する実験を理解し説明できる.衛生実験に関しては,一般水質項目の理解と,それらを定量的に評価する実験を理解し説明できる.構造実験に関しては座学で学んだ現象を実際に再現・検証する実験を理解し説明できる.これらの内容を満足することで学習教育目標の(D-1)および(D-2)の達成とする.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
実験を通じて講義内容の理解を深めるとともに,実験や観測で得られた結果の整理や考察に必要な素養を養う.
授業の進め方・方法:
レポート課題を課すので,期限に遅れずに提出すること.
注意点:
<成績評価>
地盤工学実験,衛生実験および構造実験において出題されたレポート課題の平均を100点満点で学習教育目標の(D-1)および(D-2)を評価する.合格者の成績は6割以上とし,さらに,地盤工学実験,衛生実験および構造実験のそれぞれにおいて6割以上の評価を得たものを本科目の合格者とする.レポートの平均点が6割以上であっても,地盤工学実験,衛生実験および構造実験のいずれかが6割未満であった場合には不合格とする.
<オフィスアワー>
毎週水曜日16:00~17:00,環境都市工学科棟3F 302,307,310教員室
<先修科目・後修科目>
後修科目:実験実習III
<備考>
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地盤工学実験:土の三軸試験 |
土の三軸圧縮試験の目的,内容,試験機の操作が理解でき,実験結果の判定および考察ができる.
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2週 |
地盤工学実験:設計CBR試験 |
設計CBR試験の目的,内容が理解できる.
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3週 |
地盤工学実験:浸透流の可視化試験 |
浸透流の可視化試験の目的,内容が理解できる.
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4週 |
地盤工学実験:スウェーデン式サウンディング試験 |
スウェーデン式サウンディング試験の目的,内容が理解できる.
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5週 |
地盤工学実験:データ解析 |
地盤工学実験のデータを取りまとめ報告することができる.
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6週 |
構造実験:はりのたわみ測定による弾性理論の検証 |
はりのたわみの測定方法が修得でき,弾性理論の正しさが検証できる.
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7週 |
構造実験:構造用鋼材の引張試験によるひずみの測定 |
試験機の操作方法を習得でき,平鋼の応力-ひずみ曲線および鋼材の緒性能が理解できる.
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8週 |
構造実験:はりの支点反力と曲げモーメントの影響線 |
はりの支点反力の測定方法が修得でき,曲げモーメントの影響線が理解できる.
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2ndQ |
9週 |
構造実験:鉄筋の引張試験による応力-ひずみ関係 |
鉄筋を判断するまで試験を行い,特徴的な鋼材の塑性などの応力-ひずみ曲線の緒性能が理解できる.
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10週 |
構造実験:データ解析 |
構造実験のデータを取りまとめ報告することができる.
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11週 |
衛生実験:一般水質分析 |
pH,SSなどの一般水質分析の目的,内容を理解できる.
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12週 |
衛生実験:溶存酸素分析 |
滴定法により溶存酸素分析を行い,特徴,目的および内容を理解できる.
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13週 |
衛生実験:BOD(生物化学的酸素要求量)分析 |
BODの分析方法,目的および内容を理解でき,有機物の生物分解性を考察できる.
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14週 |
衛生実験:COD(化学的酸素要求量)分析 |
CODの分析を行い,分析方法の目的および内容が理解できる.
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15週 |
衛生実験:データ解析 |
衛生実験のデータを取りまとめ報告することができる.
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト | 平常点 | レポート | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |
配点 | 0 | 0 | 0 | 100 | 0 | 100 |